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深田恭子、これまでを振り返って「過去に戻りたいと思うことはない」

 女優としての活躍だけでなく、写真集も好評を得るなど、年齢を重ねながら女性としての輝きをより増している深田恭子。そんな同性からの高い支持を受ける深田が、ジョニー・デップティム・バートンが再タッグを組んだハリウッド大作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(11月2日発売)では、前作に続いてメインキャストのひとり、白の女王の声優を務めた。家族とのつながりや時間、過去をテーマにする同作から感じたことのほか、自身の家族についての想いも語ってくれた。

『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』で前作に続いて6年ぶりに“白の女王”の声優を務めた深田恭子

『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』で前作に続いて6年ぶりに“白の女王”の声優を務めた深田恭子

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◆6年ぶりの白の女王役、時間経過の表現を考えた

 今作で描かれるのは、興収118億円のメガヒットを記録した前作『アリス・イン・ワンダーランド』(2010年公開)の3年後の世界。亡き父の後を継ぎ、船長として大海原で活躍していたアリスだが、厳しい現実社会に直面し、再びワンダーランドへと誘われる。そこで大切な友・マッドハッターを救うため、“時間をさかのぼって過去を変える”ことを決意するアリスは、白の女王と赤の女王の秘められた過去にも遭遇することになる。

 前作に続いて、今作でも物語のカギになる大役での声優出演となった深田は「白の女王の声を担当させていただくのが2回目で、前作から6年経っていたので、白の女王の成長だったり、時間経過を表現するにはどうすれば良いかと考えました」とオファーを受けてからの準備について語る。

 そして、大作ならではのプレッシャーもあったであろう実際のアフレコ現場では「監督と相談させていただき、『ワンダーランドの住人は歳をとらない』ということなので、前作からそんなに変えないでやりましょうというお話になりました」と気持ちを切り替えて、リラックスして臨めたようだ。

◆姉の立場なので、妹ってずる賢いなと思いました

 仲間との絆や家族の愛が描かれる今作では、白の女王と赤の女王の現在の関係性につながる過去の秘められた事件も明かされる。自身も妹がいる深田は、物語で描かれる姉妹の関係性にも共感できるところがあったようで「私は、私生活では姉の立場なので、どちらかというと赤の女王に共感する部分がたくさんありました」という。

 その共感につながる自身の姉妹エピソードを聞いてみると「小さいころに、私も妹も水泳を習っていたのですが、ある日、妹が水泳をさぼって自宅のお風呂場で水着を濡らしているところを目撃してしまって。そんな発想が私には全く無かったので、妹ってずる賢いなと思いました」と笑顔で明かした。

◆自分の声のところは照れくさい気持ちになる

 時間をさかのぼって過去を変えようと奮闘するアリスの姿は、女性が憧れそうな強い女性像を体現している。いままさに同性が憧れる女性として注目を集めている深田に、過去のやり直したいことを聞いてみた。

「過去に戻りたいと思うことはありません。でも、眠る前に楽しかった思い出の写真を見直して、その時間に浸るのが好きです」

 順風満帆の芸能生活を送っている深田。声優としての経験も積み重ねてきているなか、今作の自身の出来を聞くと「父と一緒に観たので、自分の声のところは照れくさい気持ちになりました。観終わった後で父から『よくがんばりました』と褒めてもらえたことが嬉しかったです」。作品のテーマになっている家族の話で笑顔を見せてくれた。

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