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【真田丸】幸村とともに大坂の陣を戦う「五人衆」とは?

 NHKで放送中の大河ドラマ『真田丸』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)では、9日放送の第40回で主人公・真田信繁(堺雅人)が「幸村」と改名し、豊臣秀頼(中川大志)に味方することを決意。きょう16日放送の第41回「入城」で幸村は大坂城へ向かい、茶々(竹内結子)と運命の再会を果たす。

NHK大河ドラマ『真田丸』第41回「入城」より。豊臣秀頼に味方することを決意した真田幸村(堺雅人)(C)NHK

NHK大河ドラマ『真田丸』第41回「入城」より。豊臣秀頼に味方することを決意した真田幸村(堺雅人)(C)NHK

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 大坂城には、大坂の陣で幸村とともに活躍する後藤又兵衛(哀川翔)、毛利勝永(岡本健一)、長宗我部盛親(阿南健治)らが集まり、秀頼の使者として幸村を大坂城に招いた明石全登(小林顕作)を加えた「大坂城五人衆」と呼ばれた男たちが集結することになる。

 後藤又兵衛は、黒田孝高(よしたか/官兵衛)に従い功をあげた猛将。朝鮮出兵では孝高の嫡男・長政とともに戦い、関ヶ原の戦いでは東軍について、石田三成の家臣・大橋掃部(おおはしかもん)を一騎打ちで倒した。戦後は、筑前・大隈城主となり、嘉麻(かま)郡1万6000石を領する。孝高の没後、長政との関係が悪化し、黒田家を出奔。長政により他家への再仕官を妨げられ、牢人となる。大阪の陣における幸村の最大の理解者となり、最強の同志となる。

 毛利勝永は、尾張に生まれ、父・毛利勝信の代から豊臣秀吉に仕えた。父子で秀吉からの信頼厚く、勝信は豊前・小倉6万石、勝永は豊前国内に1万石を与えられる。関ヶ原の戦いでは父とともに西軍で奮戦。戦後は領地を失い、父とともに加藤清正、次いで山内一豊のもとで蟄居生活を送っていた。

 長宗我部盛親は、四国統一を成し遂げた土佐の大名・長宗我部元親の4男。元親の嫡男・信親が戦死しため、跡目争いが発生したが、最終的に元親の意向によって盛親が後継者になり、元親の死後、家督を相続した。関ヶ原の戦いでは成り行き上、西軍についたが、敗色濃厚と見て戦わず帰国。徳川家康に謝罪したが、兄・津野親忠を殺したことをとがめられ、領国を没収され浪人となっていた。秀頼から「勝利したあかつきには、土佐の領地をそっくりそのままお返しする」と誘われ、大坂の陣に再起を賭ける。

 明石全登は、大老・宇喜多秀家の重臣であるキリシタン武将。関ヶ原の戦いで西軍の最大勢力だった宇喜多家が没落。黒田長政の家臣となるが、家康がキリスト教を禁止し、長政もこれに従って全登を追放。浪人となっていた。秀頼は人を集めるため、キリスト教を容認したので、全登はキリシタンを率いて大坂城へ入ったとされている。

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