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『相棒』水谷豊&反町隆史、共通点は「LINEの返事が早い」

 テレビ朝日系ドラマ『相棒season15』がきょう12日よりスタートする(初回午後8時から2時間スペシャル、以降、毎週水曜 後9:00)。主人公・杉下右京役で主演する水谷豊と、冠城亘役の反町隆史がコンビを組むようになって2シーズン目。LINEを使ってやり取りすることもあるそうで、「お互い、LINEの返事が早いんですよ」(水谷)と、2人の距離が1年目よりもさらに近づいたことを伺わせた。

テレビ朝日系ドラマ『相棒season15』10月12日スタート(C)テレビ朝日

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 水谷は「油断すると忘れちゃうから、来たらすぐ返事するようにしています。忘れると失礼でしょ。お互い、そうなんでしょうね」。律儀に返事をしあっていると、延々と続いてしまいそうだが、“終わり”を察するサインがあるそうで、「絵文字なんですけどね、それが来たら終わりにします」と水谷。反町も「当たり障りない絵文字を入れるんです」と笑いながら話していた。

 1年目から変わらないことして、水谷が「前にもどこかで話したことがありますが、反町くんは仕事が終わるとすぐに帰ってしまう。これは一貫して、今シーズンも変わっていません」と暴露すると、反町は自分なりの事情を説明して笑わせた。

 「僕はもともと、仕事が終わったらすぐ家に帰りたくなるタイプなんですけど、昨年『相棒』の現場に入って驚いたのが、水谷さんの周りのスタッフ、キャストへの対応ですね。現場に入ってくるなり、皆にあいさつして握手して、終わって帰る時もあいさつして握手して。相手が誰であっても同じように接しているところが本当にすごいな、と思っていました。2年目を迎えて、水谷さんを見習って…とも思いましたけど、結局、現場が終わるとフェードアウトしちゃうんです」(反町)。

 水谷の神対応を真似しようと思ってもなかなかできることではない、ということを言いたかったよう。「連ドラシリーズを何年もやっていく中で、いろんなことがあったと思うんです。自分の体調がすぐれない時も、精神的に大変な時もある中で、一貫して主演として現場に立ち続ける姿はさすがだと思います」(反町)。

 持ち上げられたお返しに水谷は「でも、僕が気づかないことを、彼はよく気づくんです。スタッフの髪型。男女問わず『髪切った?』って。スタッフのことをよく見ているんだな、ということがよくわかります」と反町をフォローしていた。

 4代目にして、史上初の警察官ではない相棒を迎えるという大冒険を繰り広げた前シーズン。最終回で、亘は所属していた法務省を事実上のクビになり、飛ばされた先が警視庁。警察学校での研修を終え、晴れて警視庁の一員となった亘だが、広報課に配属される。果たして、亘は右京の真の“相棒”になれるのか、2人の人間関係がいままで以上に見どころになる。

 水谷「冠城くんが警視庁の一員になったかと思ったら、広報課に配属されるんですよね。それで右京が動揺するようなことはないんですが、僕は台本をもらってびっくりしました。おいおい、という感じでしたね(笑)」。

 反町「上司役が仲間由紀恵さんと聞いて、きれいな方でよかったな(笑)。仲間さんとは初共演ですが、これまで数々の作品で観てきた仲間さんだなぁと、思える特徴ある芝居を間近で見させていただきました。髪がおきれいでした(笑)」。

 水谷「2シーズンぶりに社美彌子(仲間)も出てきますが、そこは『相棒』ですので、やっぱり2人で事件に向かっていくんですよ。いつになるかはわかりませんが、気がついたらお互いになくてはならない存在になっているんだろうな、と思いながら演じています」。

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