あいおいニッセイ同和損保はこのほど、事故車両の損害調査にスマートフォンを活用した「視界共有システム」を導入した。動画を用いたリアルタイムな調査を実現することで、損害調査を迅速化する。同社によると、こうした取り組みは業界初だという。 同システムでは、スマートフォンで撮影した高品質な動画映像により、静止画像では確認が困難だった細かい線傷やパネルのゆがみなども確認できる他、遠隔地の修理工場と技術アジャスターとの間でリアルタイムで修理内容の打ち合わせ・決定を行うことができる。結果として、修理工場は顧客へ修理内容・金額を早期に案内でき、迅速な修理着工・納車や保険金支払いが実現できる。
2016/09/13