NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(月〜土 前8:00 総合ほか)で、ヒロイン・常子(高畑充希)の妹・鞠子が結婚した。お相手は、常子が社長を務める「あなたの暮し出版」の経理担当・水田正平(伊藤淳史)。第19週(8月8日〜13日)は、前週で水田からプロポーズされるも、即答できなった鞠子の葛藤と、そこからの解放が描かれた。
かつて常子も星野(坂口健太郎)からプロポーズされたことがあったが、母や妹たちを守る“とと(父親)”代わりを務め続けることを選んで、いまに至っている。その常子のおかげもあって、希望どおり大学へ通うこともできた鞠子だが、目指していた作家になるどころか、編集者としても大学で学んだことを何も生かせていないと感じる日々だった。
男性にも負けないような仕事をしたいと思う一方、水田と出会ったことで、好きな人と結婚して家庭を築きたいという思いも生まれ、揺れていた。それが、「考えは変るものなのよ。変わらなきゃ生きていけないわ」という平塚らいてう(真野響子)の言葉に救われる。
真っ直ぐで猪突猛進な姉と、要領のいい末っ子・美子(杉咲花)の板挟みにあっていた次女の鞠子。演じる相楽は「脚本を担当する西田(征史)さんに、『鞠子が成功することがこの作品の鍵だ』と言われているので、最後まで自信を持って演じきりたい」と話している。
確かに、三姉妹の母・君子(木村多江)のせりふにもある「幸せの形は一つではない」というメッセージを体現するキャラクターとして、鞠子もヒロインに迫る存在でなければならない。2010年に女優デビューした相楽にとっても、初といっていい大役。連続テレビ小説は『ゲゲゲの女房』以来2作目だが、「『ゲゲゲ〜』はたった2シーンの出演でした。その時から次はメインキャストで出たいと思っていたので、実現してうれしい。印象に残る作品に絶対する」と、飛躍の足がかりにすべく燃えている。
かつて常子も星野(坂口健太郎)からプロポーズされたことがあったが、母や妹たちを守る“とと(父親)”代わりを務め続けることを選んで、いまに至っている。その常子のおかげもあって、希望どおり大学へ通うこともできた鞠子だが、目指していた作家になるどころか、編集者としても大学で学んだことを何も生かせていないと感じる日々だった。
男性にも負けないような仕事をしたいと思う一方、水田と出会ったことで、好きな人と結婚して家庭を築きたいという思いも生まれ、揺れていた。それが、「考えは変るものなのよ。変わらなきゃ生きていけないわ」という平塚らいてう(真野響子)の言葉に救われる。
真っ直ぐで猪突猛進な姉と、要領のいい末っ子・美子(杉咲花)の板挟みにあっていた次女の鞠子。演じる相楽は「脚本を担当する西田(征史)さんに、『鞠子が成功することがこの作品の鍵だ』と言われているので、最後まで自信を持って演じきりたい」と話している。
確かに、三姉妹の母・君子(木村多江)のせりふにもある「幸せの形は一つではない」というメッセージを体現するキャラクターとして、鞠子もヒロインに迫る存在でなければならない。2010年に女優デビューした相楽にとっても、初といっていい大役。連続テレビ小説は『ゲゲゲの女房』以来2作目だが、「『ゲゲゲ〜』はたった2シーンの出演でした。その時から次はメインキャストで出たいと思っていたので、実現してうれしい。印象に残る作品に絶対する」と、飛躍の足がかりにすべく燃えている。
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2016/08/13