7月1日より公開中の映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(ジェームズ・ボビン監督)。原題は『ALICE THROUGH THE LOOKING GLASS』で、英国人作家ルイス・キャロルの不朽の名作『不思議の国のアリス』の続編『鏡の国のアリス』がそのままタイトルになっている。 1871年に発表された『鏡の国のアリス』はロンドン郊外の町・ギルフォード(Guildford)にある邸宅で執筆されたことがわかっている。ロンドンから南へ、ウォータルー駅から電車で30〜45分くらい。ロンドンへの通勤圏内にあり、ベッドタウンとして非常に人気が高いギルフォード。実際に訪れてみると、キャロルが生きていた120年前にタイムスリップしたのではと錯覚してしまうほど、古い町並みも残されていた。
2016/07/13