伊藤園は6日、都内で表彰式を開き『第27回 伊藤園お〜いお茶 新俳句大賞』の入賞作を発表した。過去最多応募となった186万2954句の中から最高賞である「文部科学大臣賞」には、埼玉県の高校生・吉村英竜(ひでたつ)さんの俳句「ただいまの静かに響く金魚鉢」が選ばれた。
同句は誰もいない自宅に帰り、「ただいま」と発するも当然返事はなく、声だけが響く中、ふとみた金魚鉢の金魚がこちらを向いていた光景を詠んだもの。吉村さんは「素直にとてもうれしい。まさか賞をもらえるとは」と喜んだ。吉村さんには賞金50万円が贈られた。
同賞は、1989年に『お〜いお茶』の発売とともにスタートした創作俳句コンテスト。入賞作品を商品パッケージに掲載することや、季語や五・七・五の定型文にとらわれず自由な感性で俳句を詠むというユニークさが特徴となっている。
今年で27回目となり、日本のみならず海外53ヶ国から俳句が集まった。応募期間は昨年11月3日から今年2月末まで。約186万句の中より「文部科学大臣賞」を含めた6部門の大賞6句、優秀賞44句、審査員賞11句、後援団体賞11句、都道府県名賞240句、佳作特別賞1687句を選出。7月下旬から順次パッケージに記載され、受賞者にプレゼントされる。
今年の審査員には、いとうせいこう氏、作家の宮部みゆき氏を新たに迎えたほか、俳人の金子兜太氏、日本語学者の金田一秀穂氏、女優の吉行和子ら11人が務めた。会場には同商品のテレビCMキャラクターの中谷美紀も登場した。
同句は誰もいない自宅に帰り、「ただいま」と発するも当然返事はなく、声だけが響く中、ふとみた金魚鉢の金魚がこちらを向いていた光景を詠んだもの。吉村さんは「素直にとてもうれしい。まさか賞をもらえるとは」と喜んだ。吉村さんには賞金50万円が贈られた。
同賞は、1989年に『お〜いお茶』の発売とともにスタートした創作俳句コンテスト。入賞作品を商品パッケージに掲載することや、季語や五・七・五の定型文にとらわれず自由な感性で俳句を詠むというユニークさが特徴となっている。
今年で27回目となり、日本のみならず海外53ヶ国から俳句が集まった。応募期間は昨年11月3日から今年2月末まで。約186万句の中より「文部科学大臣賞」を含めた6部門の大賞6句、優秀賞44句、審査員賞11句、後援団体賞11句、都道府県名賞240句、佳作特別賞1687句を選出。7月下旬から順次パッケージに記載され、受賞者にプレゼントされる。
今年の審査員には、いとうせいこう氏、作家の宮部みゆき氏を新たに迎えたほか、俳人の金子兜太氏、日本語学者の金田一秀穂氏、女優の吉行和子ら11人が務めた。会場には同商品のテレビCMキャラクターの中谷美紀も登場した。
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2016/07/06