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6月24日は、昭和を代表する大スター、美空ひばりさんの命日だった。1989(平成元)年に52歳の若さでこの世を去ったひばりさん。9歳からプロ歌手となり、戦後の日本人を歌で励ます一方で、映画女優としても活躍した。そんなひばりさんが子役時代から青春期までに主演した松竹映画9作品が配信サービス「Hulu」で視聴可能となった。 配信作品の中で特筆すべきは、自身初の主演作『悲しき口笛』(1949年、家城巳代治監督)。敗戦の混乱が残る世の中で、 精一杯明るさを装い、けなげに明日を信じる少女を熱演し、人々に希望を与えた。1937年生まれのひばりさんは、当時、弱冠12歳。初主演にも関わらず、せりふを全部頭に入れて、現場で台本を開かなかったことで周囲を驚かせたという。映画も主題歌も、あれよあれよという間に大ヒットし、彼女を一気にスターダムにのし上げた。

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  • 『悲しき口笛』1949年
  • 『東京キッド』1950年
  • 『伊豆の踊子』1954年

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