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『世にも奇妙な物語』西島秀俊、窪田正孝、松重豊、高橋一生が出演

 フジテレビ系で26年続くオムニバスドラマシリーズ『世にも奇妙な物語'16春の特別編』が、28日(後9:00〜11:10)に放送される。今回は西島秀俊主演「通いの軍隊」、窪田正孝主演「夢みる機械」、松重豊高橋一生がダブル主演する「クイズのおっさん」の3作品をラインアップ。

『世にも奇妙な物語'16春の特別編』フジテレビ系で5月28日放送。写真は松重豊と高橋一生がW主演する「クイズのおっさん」

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 西島主演作は筒井康隆氏の短編小説が原作(新潮文庫『おれに関する噂』収録)。会社に通うように人々が軍隊に午前9時から午後5時まで戦争をしている、というもしかしたら近い未来にありえなくもないと思わせる世界を描く。

 2004年放送の「過去からの日記」以来、12年ぶりの出演となる西島は「前回は本当に心に染みる物語でしたけれど、今回はある意味王道と言いますか、ブラックユーモアの作品なのですごく楽しみに現場に入りました。戦争がモチーフになっていますが『世にも奇妙な物語』ならではの不思議な軽さとユーモアと、それとは真逆の不思議な重さとを同時に持つすばらしい台本だなと思います」と語っている。

 『奇妙』初出演の窪田の作品は、諸星大二郎氏の漫画が原作(小学館『諸星大二郎特選集第2集 子供の情景』収録)。漫画家になる夢を抱きながらもなかなか認められない青年が、就職をすすめる母親と言い争いになった後、母親がふいに倒れてしまう。なんと、母親は機械だった。その後も次々と驚きの事実を目撃し、健二は追い詰められていく。

 窪田は「小さい時から家族で見させてもらっていました。今回、参加させてもらって自身はもちろんですが1番喜んでくれたのは母です。母の夢をかなえることができたことも大変幸せに感じます」と、劇中の健二とは真逆で親孝行できることに感謝。

 「世の中がどんどん便利になりたくさんの機械が生活を支えてくれている時代なので、このストーリーにはどこか真実味を感じました。人でしか感じられないもの、機械にしかできないこと、それぞれに長所も短所もあると思います。リアルな箇所もたくさんあると思いますのでぜひ観て体感してもらいたい」と見どころを挙げた。

 松重と高橋による「クイズのおっさん」は、竹本友二氏の漫画『おっさんの宴』(小学館ビッグコミックス『8はち』第3巻)が原作。古賀三郎(高橋)はなんの面白みもない毎日に嫌気がさし、ちょっとだけ変化がほしいと思い軽い気持ちでクイズ番組に出演する。クイズで優勝した三郎に与えられた賞品は、優勝賞金100万円と「クイズ1年分」。なんのことかと思っていた三郎の前に翌日からクイズを出題するナゾのおっさん(松重)が現れる。“クイズのおっさん”に追いかけ回される三郎。おっさんと三郎の世にも奇妙な日々が始まる。

 松重は「気をつけたのはファンタジーの人ではなくてリアルな“おっさん”がこの仕事をしているということを演じようと思いました」。高橋は撮影を終えて「松重さんに愛を感じます。松重さんがいなくなっちゃってさみしいです。それくらいクイズのおっさんが好きです」と松重とのダブル主演の日々が病みつきになってしまった様子。

 『奇妙』シリーズの魅力は「見てる人が意表をつかれるというところではないでしょうか」と高橋。今作についても「かまえないで見ていただいたほうがおもしろいかもしれない。純粋な気持ちでお客さんとしてテレビの前でドラマを楽しんでいただけたらと思います」と視聴者へメッセージを送っている。

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