俳優の柄本明、森山未來、女優の池脇千鶴が16日、宮崎市内でドラマ『宮崎のふたり』の撮影中に取材に応じた。かつて、結婚したカップルの3組に1組が宮崎に新婚旅行に来ていたという「ハネムーンブーム」などを題材に、美しい風景や人の温かさといった宮崎の魅力を描くドラマ。柄本は「小山幸彦という、クソ親爺をやらせていただいています(笑)。『戦後日本の叫び』がテーマとありましたが、けっこう(撮影現場でも)叫んでおります(笑)」と充実した表情を見せた。
宮崎市や日南市ほかでオールロケを予定している本作は、今月11日にクランクイン。1人で宮崎を訪れた小山が貸し切り利用するタクシーの運転手・日高詠介役の森山も“世界の中心”ではなく、宮崎で「本当に毎日叫んでいます」。
詠介は地元の愛にあふれる青年で「クソ親爺が宮崎をバカにし続けるのに対して応戦しながらも、どこかでこの人を放っておけない思っている」(森山)。そんな2人のやり取りが物語を引っ張っていく。森山は「訪れた人を身内のように接するというようなことが根底にあるこの町で、人間ドラマを描くあたたかみがこのドラマから生まれたらいいな」と思いを明かしていた。
小料理屋「みほ」を母と営む女性黒木咲耶役の池脇は「幸彦さんが詠介君と小競り合いしているのを見守っていたり、潤滑油になったりしている存在です。台本がとても温かくて、こういう優しい話をやりたいな、観てみたいなと思いました。方言も大変ですが面白いので、苦戦しながら一生懸命話しています。宮崎の人が観ても違和感がなく、ドラマに没頭してもらえるようになっていたらいいなと思っています」と話していた。
宮崎市や日南市ほかでオールロケを予定している本作は、今月11日にクランクイン。1人で宮崎を訪れた小山が貸し切り利用するタクシーの運転手・日高詠介役の森山も“世界の中心”ではなく、宮崎で「本当に毎日叫んでいます」。
詠介は地元の愛にあふれる青年で「クソ親爺が宮崎をバカにし続けるのに対して応戦しながらも、どこかでこの人を放っておけない思っている」(森山)。そんな2人のやり取りが物語を引っ張っていく。森山は「訪れた人を身内のように接するというようなことが根底にあるこの町で、人間ドラマを描くあたたかみがこのドラマから生まれたらいいな」と思いを明かしていた。
小料理屋「みほ」を母と営む女性黒木咲耶役の池脇は「幸彦さんが詠介君と小競り合いしているのを見守っていたり、潤滑油になったりしている存在です。台本がとても温かくて、こういう優しい話をやりたいな、観てみたいなと思いました。方言も大変ですが面白いので、苦戦しながら一生懸命話しています。宮崎の人が観ても違和感がなく、ドラマに没頭してもらえるようになっていたらいいなと思っています」と話していた。
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2016/05/17