喜劇役者の小松政夫(74)が13日、芸能生活50周年プロジェクトのキックオフイベントとして、東京・青山CAYでビッグバンド「ジェントル・フォレスト・ジャズ・バンド」と共演した。音楽に合わせてめちゃくちゃに指揮棒を振るパフォーマンスや「しらけ鳥」まで登場するなど、自身のキャリアをスタートさせた往年のバラエティ番組『シャボン玉ホリデー』をほうふつとさせるような笑いと音楽のコラボレーションで観客を魅了した。 大盛況で出番を終えた小松は「絵に描いたように役者になれて陽の目を見て、一歩も後退はしていないと思いながら生きている」としみじみ。「年齢的には終焉を迎える年ですが、初志貫徹みたいな感じで終われるなと。こういう人生が送れて幸せです」と噛み締めた。
2016/05/14