俳優の阿部寛(51)が8日、都内で行われた映画『海よりもまだ深く』(21日公開)母の日トークイベントに登場。自身が35歳のころ亡くなった母との思い出を「逝った時はまだ僕はあんまり仕事なく、迷惑ばかり掛けて辛い思いをさせてきた」と振り返ながら「本当にこの作品をやらせてもらって、きょうも母の日ということで、きっと観て何か思ってくれてるんじゃないかと思います」と涙ながらに思いを伝えた。
同作は、作家くずれのダメ男・良多(阿部)と彼に愛想をつかして出て行った元妻・響子(真木よう子)、息子の真悟(吉澤太陽)が、良多の母・淑子(樹木希林)の暮らす団地へ“台風の夜”に集結。嵐が去ると、それぞれの日常に戻ることが分かっている“元家族”の様々な想いが交錯する様子が描かれている。
阿部は撮影時の樹木との思い出について、「前回の『歩いても歩いても』(で共演した)時は、父親役に原田芳雄さんがいた。今回は、団地という空間で樹木さんと至近距離でガッツリと長いシーンがあった」としみじみ。「樹木さんが、母親がいつまでも息子のことを思うという設定でやってくださったんで、あったかい気持ちになりましたし、この距離でやれるのはすごくうれしかったですね」と笑顔を見せていた。
イベントにはそのほか、樹木、是枝裕和監督、同作の主題歌を歌うハナレグミも登場した。
同作は、作家くずれのダメ男・良多(阿部)と彼に愛想をつかして出て行った元妻・響子(真木よう子)、息子の真悟(吉澤太陽)が、良多の母・淑子(樹木希林)の暮らす団地へ“台風の夜”に集結。嵐が去ると、それぞれの日常に戻ることが分かっている“元家族”の様々な想いが交錯する様子が描かれている。
阿部は撮影時の樹木との思い出について、「前回の『歩いても歩いても』(で共演した)時は、父親役に原田芳雄さんがいた。今回は、団地という空間で樹木さんと至近距離でガッツリと長いシーンがあった」としみじみ。「樹木さんが、母親がいつまでも息子のことを思うという設定でやってくださったんで、あったかい気持ちになりましたし、この距離でやれるのはすごくうれしかったですね」と笑顔を見せていた。
イベントにはそのほか、樹木、是枝裕和監督、同作の主題歌を歌うハナレグミも登場した。
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2016/05/08