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ヒロミが不覚にも涙 独立時に恩師からの贈られた言葉

 お笑いタレントのヒロミ千原ジュニアがMCを務め、ゲストの心にずっと引っかかっていた“とげ”を抜く単発バラエティ『ずっと引っかかってました。〜ヒロミ&ジュニア 心のとげぬき屋〜』(中京テレビ・日本テレビ系 4月12日 深夜0:29〜)の番組収録が先ごろ行われた。収録中、自身のとげも抜かれることになったヒロミは、予想外の展開に戸惑いながらも事務所独立時と休業中のさまざまな想いが溢れだし、思わず目を潤ませる場面もあった。

ヒロミと千原ジュニアにインタビュー。MCを務める『ずっと引っかかってました。〜ヒロミ&ジュニア 心のとげぬき屋〜』(中京テレビ)収録スタジオにて

ヒロミと千原ジュニアにインタビュー。MCを務める『ずっと引っかかってました。〜ヒロミ&ジュニア 心のとげぬき屋〜』(中京テレビ)収録スタジオにて

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 ともに昔はヤンチャをしながらも、今は芸能界での人望も厚いヒロミとジュニアが、芸能人たちが抱えるさまざまな想いを聞きながら“心のとげ”を抜いていくトークバラエティ。この日、集まったゲストそれぞれの“とげ”とは、トレンディエンジェル・斎藤司の「後輩が彼女に手を出している!?」、若槻千夏の「グラビア時代の熱狂的ファンはいまどこに!?」、テリー伊藤の「人生に影響を与えた駆出し時代の彼女のいま」、前園真聖の「出演したお酒CMのPR効果はあったのか」。各々が下世話なネタから心温まる思い出まで、硬軟織り交ぜてのトークを展開。番組VTRや生電話のサプライズなどを交えながら、とげ抜き屋のヒロミとジュニアがゲストの心のとげを抜いていく。

 番組のラストでジュニアがとげ抜きターゲットに指名したのが、それまでMCを務めてきたヒロミ。若かりし頃はめちゃくちゃやっていたと自他ともに認めるヒロミだけに、さぞや“とげ”もあるだろう。当時のテレビ局裏話やB-21スペシャルの武勇伝を自ら語り出すと、次第にずっと迷惑をかけっぱなしだった、すでに他界している元所属事務所の社長の話に。ヒロミの知らないところで頭を下げて回っていたことなど、当時の状況が元社長をよく知る人たちへの取材から明らかになり、ヒロミのことを想う元社長の心温まるエピソードの数々が明かされた。ヒロミもそんな恩師との事務所独立時や芸能活動休止中のエピソードなど、ともに苦労を重ねた思い出を振り返りながら語るなかで、思わず感極まり目に涙を溜めていた。

 収録後、ヒロミにこれまでの芸人人生のターニングポイントを聞くと、迷わず「事務所を独立したときです」。さらに、そのときの元社長の言葉も明かしながら「元社長は、26歳の自分に独立をすすめてくれたんです。雇われている身だったらがんばるヤツじゃないってことを見抜いていたんだと思うんですよね。でも、自分でやるなら、がんばるしかない。それに『お金のことも大変だし、いいことはないよ』と助言もしてくれて。それでも、お前は独立した方がいいと背中を押してくれました。だから、いま自分の周りで独立したいっていうヤツがいたら『周りの反対を押し切ってでもやってみたら』って言うようにしています」と熱い想いを語った。

 また、目を潤ませていたことをツッコまれたヒロミは「油断していました(笑)。最初にこの番組のお話をいただいたときは、ものすごく軽いノリだと思っていたんですよ。でも、実際に収録してみたら、こんなに深くて、後味がいいものだとは!」。ジュニアも「すごく意外でしたよね。まさかこんなに涙腺をゆるませる番組だとは思ってもみませんでした」と驚きを隠せない様子だった。

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