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壇蜜、芸能界で貫く騎士道精神「自分を消してファン第一に」

 各界の著名人が、自身の人生に影響を与えた映画をアツく語るCS映画専門チャンネル「ムービープラス」の番組『この映画が観たい』。4月4日放送分の同番組に出演するタレントの壇蜜(35)がこのほど合同取材会に出席し、映画を選ぶ決め手や自身の芸能活動の心得について語った。

芸能活動の心得を明かした壇蜜 (C)ORICON NewS inc.

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 タレント活動を始めてからは、DVDを借りて家で映画を観る機会が増えたという壇蜜は「マネージャーと話をしていて『久々にあれ観た』ってなると観たりするので、人とかモノに影響されることが多いですね」とにっこり。「例えば、カップラーメンのCMで『犬神家の一族』っぽいやつがやっていたり、爆笑問題太田光さんが要所要所でスケキヨ(同映画の名物キャラ)のモノマネをしたりする。それで『もう1回観た方がいいのかな』って気持ちになって、記憶の復習作業という感覚で観ていますね」と明かした。

 同番組の収録では、人生を変えた映画のひとつに『マスク・オブ・ゾロ』を選出。壇蜜は、同作の主人公の覆面剣士・ゾロの“正義をひけらかさないところ”に魅力を感じるといい「全部を見せないというところがいい。自分の中にも“ナイト精神”を飼いならしていたいなって思う。ナイトは人の悪口を言わないとか、スタッフの方を大切にするといった騎士道精神みたいなものを大切にしたい」と目を輝かせた。

 ゾロの言動はタレント活動の参考にもなっているようで「見せるっていうことは“希望”だけでなく、人にある程度の“絶望”や“嫌悪感”を与えることがある。だけど、それを投げっぱなしにしないで回収していく作業を怠らないというのが、ゾロっぽさだと思う」と力説。「(タレント業は)『私を見て』の仕事の割には、そう言わないほうがいいなと思う。新人の頃は近道っぽく見えるものがいっぱいあるのですが、いかにそこで自分を消して、ファン第一にやってこれるかが大切だと私は感じています」と言葉に力を込めていた。

 『この映画が観たい#31〜壇蜜のオールタイム・ベスト〜』は、4月4日の午後11時から放送される。

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  • 芸能活動の心得を明かした壇蜜 (C)ORICON NewS inc.
  • 人生を変えた映画のひとつに『マスク・オブ・ゾロ』を選出 (C)ORICON NewS inc.

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