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作家の三島由紀夫氏が1962年に発表した、ミシマ文学のなかでは異色のSF小説『美しい星』が実写映画化(2017年5月公開)されることが2月29日、わかった。主演のリリー・フランキーのほか、亀梨和也橋本愛中嶋朋子が出演。『桐島、部活やめるってよ』(2012年)の吉田大八監督がメガホンをとり、ミシマ小説を現代設定に大胆脚色。吉田監督は「原作の精神を尊重しつつ、人類生き残りに有り金まるごと賭けて悔いなし、そんな宇宙レベルのエンタテインメントを目指します」と意気込んでいる。 原作は、核戦争勃発の恐怖に脅える冷戦下の国際情勢を背景に、「自分たちは地球人ではない。宇宙人だ」と突然目覚めたとある家族が、人類を救う使命に燃えて奮闘するさまを風刺たっぷりに描いた寓話小説。世界に終末の匂いが色濃く漂うたびに版を重ね、2011年の東日本大震災以降も部数を伸ばし、現在54刷45万部のロングセラーになっている。

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  • 三島由紀夫氏が1962年に発表した、ミシマ文学のなかでは異色のSF小説『美しい星』
  • 主演のリリー・フランキー
  • 吉田大八監督
  • 橋本愛
  • 中嶋朋子

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