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“ポスト土屋太鳳”注目の16歳・久保田紗友、気持ちの強さは土屋以上?「絶対に負けたくない!って燃えるタイプ」

 村上虹郎と恋人役を演じるNTTドコモ『iPhone・iPad』CMが話題の美少女・久保田紗友。二階堂ふみ、橋本愛、土屋太鳳ら演技派女優を多く排出するソニー・ミュージックアーティスツに所属し2013年から活動中で、ここ最近で映画やドラマ出演も増えてきた。27日放送のドラマ『インディゴの恋人』(NHK BSプレミアム)でもキーになる役を演じるなど、いままさにブレイク最前線に立つ久保田の16歳の素顔に迫った。

演技派女優ブレイク最前線の16歳・久保田紗友(写真:鈴木一なり)

演技派女優ブレイク最前線の16歳・久保田紗友(写真:鈴木一なり)

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◆デビューから3年、深く考えられるようになった

――1月はドラマ『美しき三つの嘘』(フジテレビ系)に続き、27日に『インディゴの恋人』も放送されます。3年前に『神様のイタズラ』(BS-TBS)に初主演した頃と比べて、演技に対する考え方や取り組み方は変わってきましたか?
【久保田】 もうまったく変わりました。『神様のイタズラ』のときは現場のことが何もわからなくて、毎日緊張して、自分が何をやっていたのかよく覚えていません。ただただ目の前のことに一生懸命向き合っていた感じです。今は役に対しても、お芝居に対しても、もっと深いところまで考えられるようになったと思います。

――『インディゴの恋人』での園田藍役については、どんなことを考えましたか? “謎の少女”とのことですが。
【久保田】 複雑な環境で育って、すごく難しい気持ちを持った女の子です。ずっと心に引っ掛かっている、あることがあって。今までの彼女の人生を想像して、台本の裏に書いていました。「しっかり生きなきゃ」と思っていて、中学生だけど大人っぽくて芯が強い。幸せな暮らしを送りながら、思春期特有のモヤモヤ感もある。それを引き出すなかで、役が生まれました。

――気持ちがわかる面もありました?
【久保田】 モヤモヤするのはすごくわかりました。私も自分について、「私って何なんだろう?」と悩んだり、いろいろ考える時期はあったので。でもあとで考えたら「なぜそんなことで悩んでいたのか?」と思うことばかり(笑)。ハッキリした答えは見つからなかったんですけど、今はそこまでモヤモヤすることはないです。目の前にあることをやるしかないと思っていて。

◆同年代女優をライバル視してしまう

――今、憧れの女優さんはいますか?
【久保田】 事務所の先輩の二階堂ふみさんや土屋太鳳さんが素敵だなと思っています。土屋さんの主演映画『orange-オレンジ-』を観たときは、まっすぐな瞳で演技されているのが熱くて、役柄に引き込まれて、終始泣いていました。お芝居に対しての一生懸命さがとても伝わってきて、私もまっすぐで自分をしっかり持っている人になりたいと思いました。

――二階堂さんについては?
【久保田】 演技を観ていると鳥肌が立ちます。長台詞も違和感がまったくなくて、気づいたらその世界に引きずり込まれているというか……。雰囲気もすごく素敵で憧れます。

――同世代で気になる女優さんもいますか?
【久保田】 とくに誰を意識しているというわけではないのですが、オーディション会場に行くと同い年ぐらいの女優さんがたくさんいて、すごくライバル視してしまいます。

――負けず嫌いなんですか?
【久保田】 そうですね。普段も体育の授業でのドッジボールや、合唱コンクールとかで、「絶対に負けたくない!」って燃えるタイプです(笑)。

◆しゃべらなければ19歳に見える(笑)

――16歳になったばかりの紗友さんですが、「大人っぽい」と言われていますよね?
【久保田】 そうですね。子どもの頃から、年齢より上に見られていました。最高で20歳(笑)。でも、うれしいです。子どもっぽく見られるより得な感じがします。

――NTTドコモCMの「男女」篇では、年齢の設定はあったんですか?
【久保田】 19歳です。しゃべらなければそう見えると思います(笑)。

――中身も大人っぽいのでは?
【久保田】 「落ち着いてる」とは言われます。でも、学校とかでは普通に女子高生っぽいことをしていますけど。友だちと渋谷や原宿にごはんを食べに行ったり、携帯で動画を撮ったり。

――昨年4月に、高校進学を機に北海道から上京したんですよね。東京暮らしに戸惑いはありませんでした?
【久保田】 それまでにも仕事のたびに東京に来ていましたので、とくに戸惑いはなかったです。はじめのころは人が多いのにビックリして、お祭りをやっているのかと思いましたけど(笑)。引っ越すまでは、飛行機で東京に来るのに朝4時に起きなくてはいけなかったんですけど、今はギリギリまで寝ていられて、移動時間も短いので、すごく楽になりました。

――上京した日は、NTTドコモCMの「家族」篇みたいな感じだったんですか?
【久保田】 そういうのは全然なかったです(笑)。友だちからはたくさん連絡が来て、「こんなに私のことを想ってくれる人がいるんだ」と感動したんですけど。上京した日は、東京に行くことが楽しみすぎたのと、家族と一緒に上京したのもあって、寂しいとか少しもなく、すんなり来てしまいました。

――東京に来て、何か今年になって始めたこともありますか?
【久保田】 思ったことを携帯のメモに書いています。少しでも頭をよぎったことは、忘れてしまったらもったいないと思って、こまめに。目標とかも書くし、自分に腹が立ったことも書きます。でも、だいたい夜に書くので、朝に冷静になって見ると「私、何を書いているんだろう……」って恥ずかしくなります(笑)。

――どんなことが書いてあったんでしょう?
【久保田】 恥ずかしすぎて言いたくありません(笑)。
(文:斉藤貴志)

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