人気グループ・SMAPの草なぎ剛が10日、都内で行われたテレビ朝日系刑事ドラマ『スペシャリスト』（14日スタート　毎週木曜　後9：00）の制作発表記者会見に出席。同局のドラマ『科捜研の女』（毎週木曜　後8：00）の第8話（14日放送）にゲスト出演し、女優の沢口靖子と初共演を果たした草なぎは「この世界に入る前から見ていた方なので、緊張しました」と振り返った。

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　2つのドラマが“京都府警”でつながっていたことから、沢口との共演が実現したが、草なぎは「（科捜研への出演は）本当にワンシーンだけだったんですけど、NGをいっぱい出してしまった」と苦笑。沢口のオーラを目の当たりにして、放心状態となったようで「セリフを確認するのを忘れちゃって、8回くらいNGを出した。さすがに現場が変な雰囲気になってきちゃって、行きの新幹線でもっと台本読んでくればよかったと思いました」と反省しきりだった。

　また会見では、ドラマ衣装から紋付き袴へと着替えた草なぎが“書き初め”を披露。大きな紙に「涙」の文字をしたためると「僕自身1年を通してうれしい涙を流したいという気持ちと、僕らドラマを作る人間は視聴者のみなさんに“ひと粒の涙”を出してもらいたいという気持ちで作っているので、涙にしました」と意気込みを語っていた。

　同ドラマは、えん罪で10年間刑務所に服役し、その間にあらゆる犯罪の手口や動機などのデータを記憶した刑事・宅間善人（草なぎ）が、その脳内データを駆使して難事件を解決するというストーリー。会見には、南果歩、芦名星、和田正人、夏菜、平岡祐太、吹越満も出席した。