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鈴木砂羽、大山のぶ代役に「難易度高い」ドラえもんボイスに苦戦

 女優の鈴木砂羽がNHK・BSプレミアムで12月13日(後10:00〜10:59)に放送されるドラマ『ドラえもん、母になる 〜大山のぶ代物語〜』の収録の合間に取材に応じた。現在、認知症で闘病中の大山がドラえもんや声優仲間たちと歩んだ26年間の日々を描く本作で鈴木は、大山役に挑んでいる。「まさか自分に役が来るとは思わなかった」と率直に語る鈴木は「ドラえもんになるのはなかなか、難易度が高い。あんまりやりすぎるとふざけているようにも見えるし、ギリギリです」と苦戦していることを明かした。

NHK・BSプレミアムで12月13日(後10:00〜10:59)に放送されるドラマ『ドラえもん、母になる 〜大山のぶ代物語〜』に出演するキャスト陣(左から)小川直也、猫背椿、鈴木砂羽、田中美里、鈴木拓、池田鉄洋 (C)NHK

NHK・BSプレミアムで12月13日(後10:00〜10:59)に放送されるドラマ『ドラえもん、母になる 〜大山のぶ代物語〜』に出演するキャスト陣(左から)小川直也、猫背椿、鈴木砂羽、田中美里、鈴木拓、池田鉄洋 (C)NHK

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 それでも国民的キャラクターとそれを演じる声優役を演じるプレッシャーに関しては「自分とは声もビジュアルも違う大山のぶ代さんを演じる楽しみが先に来ました」とキッパリ。「もちろん闘病生活をしていることは知っていたので、その時はショックだったのですが、役者魂が勝ってしまうんですかね。声が全然違うので、これをどうやって演出や私や他の出演者の皆さんが作っていくのか、興味がたくさんわいて楽しみが強かったです」と振り返った。

 今回のドラマでは、『ドラえもん』にまつわる知られざるエピソードも明らかになる。当初、ドラえもんは自分のことを「オレ」と呼んでいたが、それを「ぼく」に変えることを提案したのは大山だった。ほかにも、アニメをとおして「目上の人には敬語を使う」「友達は大切に」と、子どもたちに大切なメッセージを届けようとした。その背景にある大山自身が経験したつらい思い出も掘り起こしていく。

 鈴木は「物語が大山さんの母性に寄っている。私も作品内で大山さんと似た感情を持ったことがあって。やっぱりこういう感情は女としてつらいな、というところに芝居のフォーカスを当てて、声優としてはもちろん女性としての大山のぶ代さんを演じたい」と強い思い入れを明かしていた。

 このほかに、野村道子(しずか)役の田中美里小原乃梨子(のび太)役の猫背椿、プロデューサー役の池田鉄洋肝付兼太(スネ夫)役の鈴木拓ドランクドラゴン)、たてかべ和也(ジャイアン)役の小川直也らが参加した。

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  • NHK・BSプレミアムで12月13日(後10:00〜10:59)に放送されるドラマ『ドラえもん、母になる 〜大山のぶ代物語〜』に出演するキャスト陣(左から)小川直也、猫背椿、鈴木砂羽、田中美里、鈴木拓、池田鉄洋 (C)NHK
  • NHK・BSプレミアムで12月13日(後10:00〜10:59)に放送されるドラマ『ドラえもん、母になる 〜大山のぶ代物語〜』で大山のぶ代を演じる鈴木砂羽 (C)NHK

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