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オダギリジョー、小栗康平監督に“ゼロ反抗”で心境に変化「違うレベルで芝居できた」

 俳優のオダギリジョーが4日、都内で行われた映画『FOUJITA』×美大生ティーチインイベントに登場。普段は「俺に任せてくれ」との気持ちで監督とも意見を闘わせることもあるというオダギリだが、今作では「(小栗康平)監督に”ゼロ反抗”でした」と明かした。

主演映画『FOUJITA』での演技について明かしたオダギリジョー (C)ORICON NewS inc.

主演映画『FOUJITA』での演技について明かしたオダギリジョー (C)ORICON NewS inc.

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 映画上映後のイベントとあり「僕も皆さんと一緒にまるっと(映画を)観た。時代をトリップさせてもらった感覚になった」と感想を述べると、「緊張してしゃべる気がしない」とあいさつ。同席した小栗康平監督から「自分で演じて何言ってるの」とツッコミを入れられながら、緊張した面持ちの美大生たちに「どうぞ、お手柔らかに」と笑顔で語りかけた。

 美大生から「監督の演出と自分のイメージが違う時にどうするのか?」という鋭い質問が飛ぶと、「僕は普段はけっこう反抗的。偉そうな言い方に聞こえるかもしれないですが、監督はいろんな所に気を使わないといけないから『役に関しては、俺に任せてくれ』と思う」と率直な思いを吐露。「今回は監督の脳みそがすごく面白くて、(撮影から)1週間くらいで『監督に預けた方が正しいな』と思いました。だから“ゼロ反抗”でした」と撮影秘話を語った。

 また、「今までいろいろな作品で『オダギリジョーとはこういうものだ』っていう見せ方をしちゃった」と以前の自分を振り返りつつ、「今回初めて、オダギリジョーという役者と全く違うレベルで芝居ができた。役者としても、心を入れ替えなくちゃいけない時期にきてるのかな、と感じています」と心境の変化を打ち明けた。

 イベントにはそのほか、中谷美紀、神奈川県立近代美術館の館長を務める水沢勉氏も登場。小栗監督にとって10年ぶりの新作となる同作は、フランスで活躍した日本人画家・藤田嗣治の半生を描いた物語。14日より公開される

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  • 主演映画『FOUJITA』での演技について明かしたオダギリジョー (C)ORICON NewS inc.
  • 右が小栗康平監督 (C)ORICON NewS inc.
  • 共演者の中谷美紀 (C)ORICON NewS inc.

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