『第28回東京国際映画祭』（TIFF）が22日、東京・六本木ヒルズ周辺で開幕した。多くのワールドプレミア作品をはじめ世界中の話題作が集まり、キャストやスタッフら映画人がレッドカーペットに登場した。

【写真】その他の写真を見る

　レッドカーペットには、フェスティバル・ナビゲーターを務める季葉、野村雅夫が先陣を切り、上映作品に携わるヘレン・ミレン、ヒラリー・スワンク、中谷美紀、竹内結子、北川景子、木村文乃、橋本愛、本田翼、Perfume、島崎遥香（AKB48）らが華やかに彩った。

　本田は着物姿で魅了し、会場の熱気に「大盛り上がりですね」と驚き。「このような場所に呼んでいただけてうれしいです」と笑顔。紺のドレスの竹内は、自身が出演したホラー映画『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』について「実は怖いものが苦手で、試写では後半戦でギブアップしました」と告白していた。

　TIFFは世界から監督や俳優、映画関係者などが集まるアジア最大級の国際映画祭。コンペティション部門には、日本からは『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』、『FOUJITA』、『さようなら』の3本選出され注目が集まるほか、アニメ『機動戦士ガンダム』シリーズの特集上映や、ホラー映画の特集企画『日本のいちばん怖い夜〜Jホラー降臨』、昨年好評を得ていた『歌舞伎座スペシャルナイト』などさまざまな企画でも盛り上げる。

　六本木ヒルズ、新宿バルト9、新宿ピカデリー、TOHOシネマズ 新宿などを会場に、31日まで開催。