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坂本龍一、復帰作をレコーディング 山田洋次監督と初のタッグ

 音楽家の坂本龍一が14日、東京オペラシティ コンサートホールにて、山田洋次監督最新作『母と暮せば』(12月12日公開)の音楽のレコーディングを行った。昨年より療養中だった坂本氏にとって、今作が復帰第一作となる。

 同作は、1948年8月9日、長崎で助産婦として暮らす母のもとへ、3年前に原爆で亡くしたはずの息子が現れ、楽しかった思い出や残していった恋人の話をして過ごす二人の日々を描いた、山田監督初のファンタジー作品。母・伸子を吉永小百合、息子の浩二を二宮和也、浩二の恋人・町子を黒木華が演じる。

 今作の企画が立ち上がってすぐに、山田監督から坂本氏の名前が挙がり、映画音楽の仕事をオファー。咽頭がんを患い昨年7月から療養中だった坂本氏も、『男はつらいよ』シリーズの大ファンであったため快諾し、同作が復帰第一作となる。

 レコーディングを前に、坂本は「今の日本で、山田洋次さんと吉永小百合さんに何かを頼まれて断れる勇気のある人はいないと思います(笑)。もちろん断るつもりはなかったですけど。ご一緒できて光栄です」と冗談めかして喜びを語ると、オーケストラがあたたかい笑いに包まれた。

 会場には山田監督も訪れ「長崎、広島の原爆の犠牲者を含めて戦争の犠牲者への鎮魂の思いをこめて、そんな気持ちでどうぞみなさん演奏なさってください」と作品や音楽へ込めた思いを伝えた。



関連写真

  • 坂本龍一が、映画『母と暮せば』の音楽のレコーディングを行った
  • 山田洋次監督も会場を訪れた

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