“コント芸日本一”を決める『キングオブコント2015』の決勝進出者が28日、東京・赤坂BLITZで発表された。ファイナリストに選ばれたのは、さらば青春の光、うしろシティ、アキナ、ロッチ、藤崎マーケット、ザ・ギース、巨匠、バンビーノ、ジャングルポケット、コロコロチキチキペッパーズの10組。10月11日にTBS系列で生放送される決勝戦で2455組の頂点を目指す。

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　今年で8回目の開催となる同大会は、プロ・アマ不問、芸歴制限なしで「とにかくおもしろいコント芸」を決定。過去にはバッファロー吾郎、東京03、キングオブコメディ、ロバート、バイきんぐ、かもめんたる、昨年はシソンヌが王者の称号を手にした。

　中岡創一が海外で取材のため一人でステージに登場したロッチのコカドケンタロウは「よかったー」と表情を硬くしたまま一安心し「新しいロッチを見せたい」と意気込み。コロコロチキチキペッパーズは、二人して一瞬無言になるほど驚き。ナダルは、おなじみの“美声”で「やっべーぞ…頑張ります。皆さんの思いも背負って」と活躍を宣言した。

　“不倫騒動”で話題となったさらば青春の光の東口宜隆は「1000万円で人の悪い記憶を消す機械をつくりたい」と苦笑い。相方・森田哲矢は「優勝したらもうあんなこと（不倫）させません。なぜか僕のところに誹謗中傷がすごい」と嘆き節。「汚名挽回しないと」とほかのコンビと違う目標を掲げていた。

　ファイナリストたちは優勝賞金1000万円をかけ熱い火花を散らす。