女優の吹石一恵（32）と俳優の綾野剛（33）が11日、都内で行われた映画『S-最後の警官-奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』（29日公開）完成披露舞台あいさつに出席した。登場時、レッドカーペットから階段に登ろうとした吹石がつまずき、その直後に履いていたヒールの足首を止めていたベルトが壊れるというハプニングに見舞われた。金具を拾って吹石に手渡し、足元を気遣う様子をみせた綾野に吹石は「張り切りすぎてはじけちゃって…綾野さんが優しく拾ってくれた」と感謝した。

【写真】その他の写真を見る

　サブタイトルにかけ「奪還したいもの」を司会から聞かれた吹石は「さっきの瞬間に戻りたい。靴がはじけてない人生をやり直したい…」と苦笑い。一度降段後、写真撮影に臨んだ吹石は今度はしっかり靴を直して登場し、満面の笑みをみせていた。

　2009年より『ビッグコミック』（小学館刊行）で連載中の同名マンガが2014年に連ドラ化。「SAT」の機動力と「SIT」の捜査力を併せ持ち、犯人の確保を目的とする警視庁特殊急襲捜査官NPSの神御蔵一號（向井理・33）らが日本壊滅という未曾有の事態を回避するために奮闘する警察スペクタクル。綾野は神御蔵のライバルでスナイパーの蘇我伊織、吹石は神御蔵の幼なじみの看護婦・棟方ゆづるを演じている。
　
　綾野は「もうすぐ初日を迎えるけど10年後でいいのでお互い隊長になっていたらおもしろい」と続編に意欲をみせ、向井も「あわよくばもう一度つくれるように、みなさんの頑張りにかかっているのでよろしくお願いします！」と呼びかけていた。このほか新垣結衣（27）、青木崇高（35）、池内博之（38）、平山浩行（37）、高橋努（36）、大森南朋（43）、平野俊一監督（43）が登壇した。