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C-C-B渡辺英樹さんお別れの会、ファン1500人が献花 「信じられない」と悲しみの声続々

 「Romanticが止まらない」の大ヒット曲で知られるバンド・C-C-Bのベースで、急性大動脈解離による多臓器不全のため、7月13日に死去した渡辺英樹さん(享年55)のお別れの会が10日、東京・新宿BLAZEで行われた。ファン約1500人が献花台に花を添え、故人との別れを惜しんだ。

C-C-B渡辺英樹さんお別れの会が行われ、ファン1500人が献花に訪れた (C)ORICON NewS inc.

C-C-B渡辺英樹さんお別れの会が行われ、ファン1500人が献花に訪れた (C)ORICON NewS inc.

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 献花は、午後3時から開始。最前列にいた都内在住の女性は「(午前)11時から並びました」といい、青春時代にC-C-Bの音楽を聴いてきた友人たちと訪れた。渡辺さんの死去については「まだ信じられない」と声を震わせつつも「バンド活動は続けてほしい。形を変えずに」と切実に話した。

 静岡在住の40代女性も「まだ信じられないし、信じたくない。でもちゃんと思いを伝えたかったので来ました」とポツリ。「もちろん私達も悲しいけど、メンバーが一番つらいと思う」と案じながら「C-C-Bの音楽はなくさないでほしい。英樹もそれを望んでいると思う」と願った。

 そのほか、多くのファンが時折、涙を拭いながら献花台の前で手を合わせた。取材の中で「悲しい」「信じられない」と悲痛の声や「今までありがとう」「お疲れさま、天国でゆっくりしてね」と感謝する姿もあり、渡辺さんへのファンの愛がうかがい知れた。

 開場前にはメンバーの笠浩二、米川英之が取材に応じた。米川は「数日間は信じられなくて、現実として受け止められなかった」と胸中を明かし、熊本在住の笠も「お見舞いにも行けなかったので悔いが残った。この若さでまさか。明るい感じで元気だった人間が…。僕のほうが先かと思っていたので悔しい」とうつむいていた。

 一般献花のあとには、午後7時から交流の深かったアーティストたちが集い『ヒデキファイナル』と銘打って、天国の渡辺さんに向けて演奏するライブを開催する。

 渡辺さんは1983年Coconut Boysのメンバーとしてメジャーデビュー。85年バンド名をC-C-Bに改名し「スクール・ガール」「Lucky Chanceをもう一度」など立て続けにヒットさせた。89年10月9日、東京・日本武道館でのコンサートを最後に解散。C-C-B解散後は、三喜屋・野村モーターモーター's BAND、VothM、AJ-米田渡-などのバンドで活動した。

関連写真

  • C-C-B渡辺英樹さんお別れの会が行われ、ファン1500人が献花に訪れた (C)ORICON NewS inc.
  • 渡辺さんの祭壇 遺影は昨年12月に撮影されたもの (C)ORICON NewS inc.
  • 渡辺英樹さんとの別れを惜しんだ(左から)C-C-Bの米川英之、笠浩二 (C)ORICON NewS inc.

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