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『蒼穹の昴』、『鉄道員』、『天国までの百マイル』などのベストセラー小説を世に送り出してきた作家・浅田次郎氏が、自らの体験に基いて執筆した『ハッピー・リタイアメント』(幻冬舎文庫)が俳優の佐藤浩市(54)主演で初めて映像化されることが27日、わかった。テレビ朝日系でドラマ特別企画として今秋放送予定。佐藤は不器用な男の悲哀もどこか笑いに変えるコミカルな演技で、“パッとしない人生を送ってきた天下り官僚”の主人公を体現する。 主人公は金融庁に勤める元ノンキャリア官僚・樋口慎太郎。勤続30数年、定年まであとわずか…リタイア後の穏やかな生活を夢見てこれまで組織に愚直に尽くしてきた男にある日突然、悲劇が訪れる。上司から収賄の罪を擦り付けられ、愛する家族にも逃げられてしまうのだった。どうにもこうにも要領が悪くて、やることなすこと裏目に出る…。人の言うことばかり聞いて、自分では何も決断できない…。そんな冴えないオヤジが、似た境遇の仲間とともに、“自分たちを陥れた汚い権力者へのリベンジ”に立ち上がる。

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