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玉音放送の裏側をドラマ化 柄本明が情報局総裁役を熱演

 俳優の柄本明が24日、都内で行われたNHK・BSプレミアム『戦後70年ドキュメンタリー・ドラマ「玉音放送を作った男たち」』(8月1日 後7:30)の記者会見に出席。日本の敗戦を昭和天皇自ら語りかけた「玉音放送」の裏側に迫った作品の主人公を熱演した柄本は、思いを込めて感想を語った。

NHK・BSプレミアム『戦後70年ドキュメンタリー・ドラマ「玉音放送を作った男たち」』に出演する(左から)原田美枝子、柄本明 (C)ORICON NewS inc.

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 柄本が演じた内閣情報局総裁・下村宏は、昭和18年にいち早く玉音放送のプランに着想し、昭和20年8月に天皇に単独拝謁して実施を訴えた。実際の下村の手記などの資料を軸に放送当日までの過程、実現を阻止しようとする反乱軍と下村の対峙などをドキュメンタリードラマ仕立てで再現した。

 会見に出席した柄本は「見てもらって感じてもらうことが全て」と前置きしつつも、視聴者に向けて「玉音放送という大変な問題に直面した人たちというのを見ていただいたときに日本、日本人というものを考えることになるんじゃないかなと思います」と呼びかけた。

 下村の妻・文役を演じた女優の原田美枝子は「失礼がないように誠実に。そんなように心がけて演じました」と撮影時を回顧し「(敗戦をして)一番の危機的状況のときに、どうやったら(日本国民に)希望を持たせられるだろう、ということを真剣に考えた下村さんのことを知ることができて、よかったです」と話した。

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  • NHK・BSプレミアム『戦後70年ドキュメンタリー・ドラマ「玉音放送を作った男たち」』に出演する(左から)原田美枝子、柄本明 (C)ORICON NewS inc.
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