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里見浩太朗、4年ぶり水戸黄門に「自信」

 今月29日に一夜限りで復活するTBS系『水戸黄門』主演の俳優・里見浩太朗が3日、同局で会見。2011年12月のシリーズ終了以来4年ぶりとなるご老公・水戸光圀役に、「ふるさとに戻ってきてよかった、という思いで撮影できた。スタッフが喜々として撮影してくれて涙が出るくらいうれしい」と感慨を語った。

『水戸黄門スペシャル』を前に意気込みを語った里見浩太朗 (C)ORICON NewS inc.

『水戸黄門スペシャル』を前に意気込みを語った里見浩太朗 (C)ORICON NewS inc.

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 今回は、助さんを原田龍二、格さんを合田雅吏が演じ、風車の弥七役に内藤剛志、柘植の飛猿役に野村将希、八兵衛役に林家三平、とおなじみのメンバーが再集結。里見は「各レギュラーが、4年離れていたとは思わないねと。そんな雰囲気で」撮影が進んだことを明かし、「私としては、視聴率(の良しあし)よりも『できた!』という思いがある」と復活の喜びを噛みしめた。

 2002年に五代目黄門役に就いた里見は「引き受けたのが65歳で、年寄りの味が出るはずなのに、歩き方とかで“若い”里見浩太朗が出てしまう」と当時を振り返り、「先輩の黄門さまにあった、枯れた、越後のちりめん問屋の“におい”が出せず悩んでいた」と初期の苦労を明かした。

 今回の台本に目を通したときも、偉大な先輩の声が聞こえてきたといい、「こんなにも俺は自分の黄門に自信が持てないのか…」と重圧の存在をのぞかせつつ、「今回、リプレーしたときに『お、年寄りの光圀になった』と少し安心した」と笑顔も。「光圀という人物の“におい”は難しい。だけど、今回はちょっと自信を持っている」と変化に手応えをにじませた。

 また、国民的時代劇として長年、愛されてきた『水戸黄門』の魅力を問われた里見は、「忘れてはいけない情の世界を描いてきた。忘れかけている日本人の心を思い起こしてもらう台本作りを心がけてきた」とし、「今回は『親とは』『世間とは』を教える厳しい父の面を持った光圀を見せている」と語った。

 復活『水戸黄門』は月曜ゴールデン特別企画『水戸黄門スペシャル』として、29日午後9時から2時間にわたって放送。ほかに、永井大、高橋光臣、平山あや、小芝風花、大場久美子、田村亮、植草克秀、田中健、秋野太作、六平直政、津川雅彦らが出演する。

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  • 『水戸黄門スペシャル』を前に意気込みを語った里見浩太朗 (C)ORICON NewS inc.
  • 印ろう片手におなじみのポーズを決める里見浩太朗 (C)ORICON NewS inc.
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