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川合&朝日、ビーチグランドスラム日本初開催で意気込み

 ビーチバレーボール世界最高峰の大会とされる『FIVBビーチバレーボールグランドスラム2015横浜大会』が7月、TBSチャンネル2で独占生中継される。これに先立ち3日、解説を務めるバレー元日本代表の川合俊一、ビーチバレーでも活躍した朝日健太郎の両氏が同局で会見。グランドスラムが日本で初めて開催される意義と喜びを興奮気味に語った。

『FIVBビーチバレーボールグランドスラム2015横浜大会』で解説を務める(左から)朝日健太郎、川合俊一の両氏 (C)ORICON NewS inc.

『FIVBビーチバレーボールグランドスラム2015横浜大会』で解説を務める(左から)朝日健太郎、川合俊一の両氏 (C)ORICON NewS inc.

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 大会には32チーム(1ヶ国から最大4チーム)が参加。これは五輪の24チーム(同2チーム)を超える数であることから毎回、五輪以上にレベルの高い戦いが繰り広げられる。今年のグランドスラムはモスクワ、セントピーターズバーグ、横浜、ロングビーチ、ポーランドの計5大会。グランドスラム5大会を含むワールドツアー20大会での得点が来年のリオデジャネイロ五輪出場の基準となる。

 会見で川合氏は、日本と世界のビーチバレー人気の違いを指摘。「(日本は)四季のある国で海に行けるのは7、8月だけ。大会を開いても集客が少ない」とし、「ビーチバレーはヨーロッパ、南米のブラジル、北米のアメリカではとても人気がある。大会をきっかけに人気に気付いてほしい」と呼びかけた。

 第一人者として日本のビーチバレーをけん引してきた朝日氏は「バレーの要素が凝縮されていておもしろい」と魅力を語り、「音楽やお酒が欠かせず、(観客の)ウェーブにもDJが入ったり、エンタメ性が高い種目。接点のなかった人にも、大会をきっかけに盛り上がってもらえたら」と期待を寄せた。

 大会は横浜・みなとみらい21地区臨港パーク内に4会場を設け、7月20〜26日の期間中に190試合を行う。日本勢では、女子で2014年シーズン国内6大会無敗の溝江明香、西堀健実ペアの活躍に注目が集まる。男子では、アトランタ五輪(1996年)から5大会連続五輪出場、3大会メダル獲得のエマヌエル選手が、ヒカルド選手と組むブラジルペアが頂点を目指す。

 日本人選手のレベルアップのために、朝日氏は「とにかく外国の選手と対戦すること」と強調。「今回のようにホームでやることは大事。身長やジャンプ力を上げるのは難しいので、対戦を重ねることが重要」と経験の大切さを説いていた。

 チャンネル2では、7月24日の男女決勝トーナメント1・2回戦、25日の男女準々決勝、26日の男女準決勝・3位決定戦・決勝の模様を生中継する。

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