俳優の佐藤健が20日、都内で行われたTBSテレビ60周年特別企画『天皇の料理番』（26日スタート　毎週日曜　後9：00※初回2時間スペシャル）の制作発表会見に出席。同作のために「福井弁、料理、フランス語を勉強しました」と明かした佐藤は、撮影中の苦労を語った。

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　直木賞作家・杉森久英氏の同名小説が原作の同作。大正・昭和時代の宮内省大膳頭を務め、料理で天皇を支え続けた秋山徳蔵氏の生涯を一部フィクションを交えてたどった物語。佐藤演じる主人公は物語の中盤に仏パリで料理修行に出る。

　福井弁と料理は「撮影前に練習できた」というが「フランス語は、一番忙しいときに出てきたハードルだったので、なかなか練習する時間もなく難しかったです」と漏らした。

　具体的な練習法については「テープをもらって一夜漬けみたいな感じで一気に覚えて、次の日の撮影に間に合うようにしていた」といい、「その2週間くらいの期間は、本当に大変でした」と告白。在仏日本大使役で共演した歌手の郷ひろみと「フランス語で会話はできる？」と聞かれると「相づちくらいなら…」と正直に話して笑わせた。

　また、苦手だった料理も「料理教室」に通い特訓に励んだと明かし「キャベツの千切りは普通の人よりも上手になったと思う。これからも（料理を）続けていきたい」と声を弾ませていた。

　会見にはそのほか、黒木華、鈴木亮平、桐谷健太、柄本佑、高岡早紀、佐藤蛾次郎、芦名星、武田鉄矢、加藤雅也、美保純、杉本哲太、小林薫が出席した。