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雛形あきこ、悪女役は「楽しみながらできた」 松本清張ミステリーで主演

 作家・松本清張の短編時代劇小説12作品を1話完結でドラマ化するBSジャパンの『松本清張ミステリー時代劇』(毎月第1・第2火曜 後9:00〜9:54)。第3話の主演には女優の雛形あきこ(37)を迎え、「役者絵」を放送する。16日、都内で取材に応じた雛形が、自身が演じたお蝶について語ってくれた。

『松本清張ミステリー時代劇』第3話の主演は雛形あきこ (C)BSジャパン

『松本清張ミステリー時代劇』第3話の主演は雛形あきこ (C)BSジャパン

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 雛形演じるお蝶は、浅草の袋物問屋の主人・六右衛門(桜木健一)に身請けされ、囲われ者となる。ある日、お蝶は人足の宗太(松田悟志)と出会い、密通を重ねていく。お蝶は駆け落ちするため、宗太に六右衛門の殺害計画を打ち明ける…。

 お蝶を演じて、「悪女というか、ちょっと怖い女性になっていくお蝶を楽しみながらできた。蝶が蜘蛛になっていく様は、やっていて楽しかったですね。お蝶は本性から悪女ではないかもしれないが」と雛形。「その男性がいないといけない、というのは今の時代ではあまりない。生きていく重さ、厚みを感じました」と振り返った。

 第1話「流人騒ぎ」は、これまでも共演歴のある武田真治が主演。雛形は、「真治くん、すごい大変だったみたい。寒い中で濡れなくてはいけなかったみたいで」と情報交換したことを明かし、「でも、すごく楽しかったみたい。それを聞いていたので、私も楽しみに撮影に入りました」と笑顔で語った。

 ドラマでは、お蝶が宗太に対して歌舞伎のお化粧を施すシーンがあり、「メイクをしていく瞬間に(悪女の)スイッチが入る。本当にこの人を悪い者に変えてしまった瞬間でもある。怖いくらいの変身ぶりは楽しかったので、ドラマを観ていてもこのシーンは楽しいと思います」と見どころをアピールした。

 雛形が出演する第3話は5月5日放送。

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