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箭内道彦氏、BRAHMANドキュメンタリーで映画初監督に挑戦

 クリエイティブディレクターの箭内道彦氏が、ロックバンドBRAHMANに密着したドキュメンタリー映画『ブラフマン』で監督に初挑戦したことが9日、明らかになった。これまで監督のオファーを固辞してきた箭内氏は「愛すべきあの四人を、ただスクリーンに映すことであればできる」と、映画を撮るのは今回限りと明言している。

 箭内氏は、これまでにタワーレコード「NO MUSIC, NO LIFE」をはじめ、最近では女優・広瀬すず出演の『ゼクシィ』など、誰もが一度は見たことのある広告を数多く手がけてきた。また、NHKのトーク番組『トップランナー』の5代目MC、フリーペーパー『風とロック』の編集、さらにバンド「猪苗代湖ズ」として2011年のNHK紅白歌合戦に出場するなど、希代の才能をあらゆる方面で発揮してきた。

 ヒットメーカー・箭内氏のもとに、これまでに映画監督のオファーが何度も寄せられたが、「すべてお断りしてきました。たぶんこれからもそうです」という。そんな信念を曲げてまで、初めて引き受けた題材が、今年20周年を迎えるハードコアロックバンド・BRAHMANだった。

 『静と動』を基盤に、人間の限りなく深い思いや怒り、悲しみ音に昇華させるカリスマ的人気を誇るバンドで、その圧倒的パフォーマンスには一部の隙もなく、“神がかっている”と評される。箭内氏も「僕が知っている、ブラフマンの、愛すべきあの四人を、ただスクリーンに映すことであればできる」と、被写体がBRAHMANだからこそ初めてメガホンを取る決意を固めた。

 解禁されたポスターは、箭内氏が撮影したバンドメンバーの後ろ姿。撮影場所はツアーで訪れた福島県阿武隈川沿いで、4人は何を見つめ、何を思うのか。想像を刺激される1枚となっている。箭内氏は「すごいアクシデントが起きたり、血や涙が流れたり、そういった期待に応えることのできる映画には、絶対にならない気がしています」と語るが、それ以上に深い、カリスマバンドの「人間」としての素顔が記録されている。

 映画『ブラフマン』は7月4日公開。



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