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『マッサン』秘話 臨終時の英語のせりふは泉ピン子のアイデア

 女優の泉ピン子が4日放送のMBS・TBS系トーク番組『サワコの朝』(毎週土曜 前7:30)に出演。先月まで放送されたNHK・連続テレビ小説『マッサン』に主人公の母・早苗役で出演していた泉は、息子が連れてきた外国人の嫁を受け入れられない姑を演じて、「どういうリアクションをしようかと、久しぶりに楽しめた」と笑顔で振り返った。

 番組では、早苗の臨終シーンのVTRを流し、ホストの阿川佐和子が涙を流すと「それ、年取ったのよ」と泉がすかさずツッコミ。「うれしかったのは、撮影現場のスタッフも全員泣いてくれて、エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)も本当に泣いていて…。脚本家の羽原大介さんに最初にお会いした時に、最後は英語でお別れを言いたい、すべてを許すという意味で英語を使いたいとお願いしたんです」といい、お茶の間の涙を誘った早苗の最期のせりふ「サンキュー、グッドバイ」は、泉の発案であったことを明かした。

 頑なな明治女を演じて、「面白かった〜。やりがいありました」と泉。「主役もやらせてもらっていますが、脇の人が固めていくドラマも責任がありますからね。辛抱立役(主役的な立場でありながら、もっぱら受けに回り控えめな演技を要求される役柄のこと)といって、主役の方がつまんなかったりする。脇が回していくのは面白い」と脇役の面白さも語っていた。

 泉は1966年に18歳で漫談家としてデビュー。75年にワイドショー番組『テレビ三面記事 ウィークエンダー』のレポーターに抜てきされ、『花吹雪はしご一家』(TBS)でドラマ初出演。女優になりたての彼女に厳しくも温かいアドバイスをくれた杉村春子や森光子ら先輩女優たちとの思い出を語りながら、「自分が教わってきたことを後輩に言ったらいじめに取られた」とバッシング報道にも言及。「人生で一番痛かった。心が折れそうだった。人間としてどうかってことでしょう、いじめって。いじめと取るか、注意、アドバイスと取るか。受け入れてくれた人、上戸彩ちゃんは成功していますよね」と話していた。

 6日に放送される泉主演のTBS系ドラマ『おふくろ先生の診療日記』(後9:00)も「ゲストが主役」といい、「ゲストが華やいでくれれば。私は道しるべ、語り部でいい。でないと、観ている人も飽きますよ、そうじゃなくても暑苦しいのに」と笑い飛ばしていた。

 同ドラマは、北海道・夕張、四国・徳島、瀬戸内・小豆島、伊豆・稲取、新潟・佐渡島、岐阜・郡上八幡と地域に根づいた医療に心血を注いできた“おふくろ先生”こと大田原花世(泉)の活躍を描くシリーズの第7弾。今作では、兵庫・淡路島を舞台に、高齢化社会の“新しい医療の形”として注目されている“かかりつけ医(家庭医)”として淡路島に赴任する花世の奮闘ぶりを描く。

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