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『銭の戦争』撮了 草なぎ剛、涙浮かべ「いい作品といい役に巡り合えた」

 人気グループ・SMAPの草なぎ剛が主演する関西テレビ・フジテレビ系『銭の戦争』(毎週火曜 後10:00)の撮影がこのほどオールアップ。草なぎ、女優の大島優子木村文乃ジュディ・オングらキャスト陣が撮影を終えた心境を語った。

関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『銭の戦争』各キャストがクランクアップ(左から)大島優子、木村文乃(C)関西テレビ

関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『銭の戦争』各キャストがクランクアップ(左から)大島優子、木村文乃(C)関西テレビ

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 昨年、国民的アイドルグループ・AKB48を卒業後、初の連続ドラマをやり遂げた大島は「卒業後初のドラマがこの作品で本当に良かったなと思います」。未央の役づくりについて「登場人物の中で一番ナチュラルな役なので、自分のやりたいことをそぎ落とし、肩の力を抜く事を心がけていました」と語り、充実した表情。多くの人から「『銭の戦争』観てるよ」と声をかけられたといい、街中でそういう声援を受けたのは初めてだったと明かしていた。

 木村も「最後の最後まですっごく楽しい撮影でした。草なぎさんやジュディさんたちに支えられて、時々かまって下さって、ありがとうございます」と、はにかみながら感謝。「梢を文乃さんが演じてくれて、僕もすごくやりやすかった」という草なぎと木村がハグを交わしてお互いをたたえ合っていると、その場にいたジュディ・オングが「ダメよ、触れたら!(笑)」と梢の祖母・早和子として“厳重注意”をして笑いを誘うひと幕もあった。

 草なぎは、新境地とも言える富生役を振り返って、「こんなにも一つの役を通していろんな感情が芽生えたのは初めてでした。人に対して優しくなったり、憎たらしくなったり、人に対するいろんな思いやりのあり方を感じることができました。復讐劇とはいいながら、さまざまな感情が絡み合ったドラマだと思います」と思い入れたっぷりに語った。

 最後は目に少し涙を浮かべながらも「いい作品といい役に巡り合えてすごく勉強になりましたし、ドラマってたくさんの可能性を秘めているんだということを改めて実感できた作品でした。今後も皆さんと一緒にいいドラマを作っていきたいと思います」と志を立てていた。

 先週(10日)放送の第10話では、赤松(渡部篤郎)から奪った20億円を倍に増やそうとするも、未央の良心に救われ、金の亡者になる寸前で踏みとどまった富生。そして、17日放送の最終話では、富生と赤松の最終決戦と20億円の行方、富生と未央と梢の恋模様、ホワイト化学や青池ファイナンスの今後など、気になる展開が目白押し。愛、金、人生、すべてを奪い返すまで復讐は終わらない、とうたってきた“富生のかたの付け方”とは?

 最終回直前のスペシャル番組の放送も決定。放送時間は以下のとおり。

関西テレビ:3月15日 深1:35〜2:30
フジテレビ:3月17日 後2:00〜2:55
東海テレビ:3月16日 深1:05〜2:05
北海道文化放送:3月17日 後2:56〜3:52
テレビ静岡:3月17日 後3:55〜4:50
富山テレビ:3月16日 深2:25〜3:20
テレビ熊本:3月17日 後2:55~3:55

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