広島東洋カープで活躍し、200勝以上を記録して2012年に野球殿堂入りも果たした野球解説者の北別府学氏が、TBS系ドラマ『流星ワゴン』(毎週日曜 後9:00)の最終回で俳優デビューしたことが12日、わかった。緊張のまま撮影を終えた北別府氏は「プロ1年目の時と一緒で、どこで力を入れてどこで抜いたらいいのか分かりませんでした」と笑みを浮かべながら振り返った。 北別府氏が演じたのは、西島秀俊演じる主人公・永田が働く漁港の先輩漁師役。現場に入り100人近くのスタッフの前で紹介されると、「うまくできるかどうか分かりませんが、頑張ります」と緊張した面持ちであいさつ。しかし撮影が始まると、“精密機械”の愛称で活躍した現役時代を彷彿とさせる集中力を発揮し、初めてとは思えないスムーズさで西島と息のあった演技を見せた。
2015/03/13