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広瀬すず、初主演作を完走し涙「世界中の誰よりも幸せ」

 女優の広瀬すずが初主演を務めた日本テレビ系ドラマ『学校のカイダン』(毎週土曜 後9:00)が11日、神奈川県内のスタジオでクランクアップを迎えた。南雲聖一監督から花束を受け取った広瀬は、涙で声を震わせながら「私は世界中の誰よりも幸せなんじゃないかと思います」と完走した喜びを語った。

初主演ドラマ『学校のカイダン』のクランクアップを迎えた広瀬すず (C)日本テレビ

初主演ドラマ『学校のカイダン』のクランクアップを迎えた広瀬すず (C)日本テレビ

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 生徒一同と教師たちによる職員室でのラストシーンの撮影が終わると、「オールアップです!」の声がかかる。主題歌のB’z「有頂天」がスタジオに流れる中、広瀬は「サプライズで主演決定の告知があってから4ヶ月、違和感…はもうないんですけれど、ずっと実感がなくて、最近になってやっと“主演”というのを受け入れられるようになってきました」と振り返った。

 初の主演への抜てきに「クランクイン前は、みんなに絶対負けたくない!って思っていて、みんなから『誰なんだ、あいつは?!』って思われたとしても、そういう思いをいい意味で裏切る!と思って演じてきました」と気負っていたことを回顧。しかし「たくさん壁にぶつかってきたし、正直すっごく怖かったですが、その度に、周りの皆さんに支えていただいて、助けていただいて、応援していただいて」と涙ながらに周囲のサポートに感謝した。

 続けて「“感謝”っていう一言で伝えてしまうのが、ホントはすっごく悔しいんですけれど」と負けん気を見せた広瀬は、「ここまでこられたのは、すべて皆さんのおかげです。本当にありがとうございました!」と自身初の大役となった記念すべき作品を締めくくった。

 同ドラマは、学園を牛耳るグループに無理やり生徒会長を押し付けられた春菜ツバメ(広瀬)が、若くして街で噂の“魔法使い”と呼ばれる伝説のスピーチライター・雫井彗(神木隆之介)と出会い、「腐った学校」を革命するための武器「言葉の力」を授けられる…というシンデレラストーリーを描く。

 14日の最終回は、彗が歴代の生徒会長を利用してきた5年ごしの復讐が実現し、理事長の蜜子(浅野温子)が明蘭学園の廃校を発表。ツバメは、学校を放り出して一人で逃げようとする蜜子と、復讐のために自分を利用した彗に対して戦うことを決意し、バリケードを張って校舎を封鎖する。彗というスピーチライターを失ったツバメは、自分たちの学校を守るため、廃校を進める蜜子に、そして彗に対してどんな「コトバ」をぶつけるのか。

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  • 広瀬すず初主演ドラマ『学校のカイダン』クランクアップ (C)日本テレビ
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