俳優の北大路欣也(71)が、NHK連続テレビ小説『マッサン』(月〜土 前8:00 総合ほか)に、あす9日(第19週109回)より自称・作家の上杉龍之介役で登場する。北大路自ら「出演したい」と同局に直訴した。その背景には同作のモデルとなった「日本のウイスキーの父」と呼ばれる竹鶴政孝さん(1894−1979年)との浅からぬ縁があった。
さかのぼること1968年。当時、大河ドラマ『竜馬がゆく』に出演していた北大路は、「御縁があって竹鶴政孝様からお声を掛けて下さり、お逢いする機会を得ました」と竹鶴さん本人と面識があったという。「初対面での政孝様の印象は眼光鋭く威厳に満ちたお姿でした。『うん!君の眼が気に入った』と、ぽつり一言、私の緊張は一気に解かれ、政孝様の大きな優しさに包まれました」。
竹鶴さんが築いた北海道工場余市蒸溜所を訪れたこともあり、「そこでウイスキー造りの御苦労、素敵な奥様、リタ様とのこと、良き仲間の皆様のことなどいっぱい話して下さいました。樽に仕込まれた熟成して行くウイスキーの香を体に感じながら暖炉を囲み、ゲストハウスで静かなひと夜を過させていただいた時の事が忘れられません」と懐かしんだ。
『マッサン』の放送が始まり、「たまらなく無性に政孝様、リタ様にお逢いしたくなり、無理を承知で共演を志願した」と北大路。希望がかなって「スタッフの皆様、主演の玉山鉄二さん、シャーロット・ケイトフォックスさんに感謝」していた。
北大路が演じる上杉は作家を名乗る謎の男。どうやら無類のウイスキー好きらしいのだが…。
制作統括の櫻井賢氏は「直々に打診されたのが昨年の秋。北大路さんは『どんな役でもいい、酒屋にいる通りがかりの男でもいい』と。恐縮至極な申し出とその最高のめぐりあわせに驚きました」と話している。
あすからの放送は、1940(昭和15)年、スコットランドから帰国して20年にして、マッサンが目指し理想としてきたウイスキーがようやく完成する。マッサン(玉山鉄二)とエリー(シャーロット)が余市へ来て8年がたち、娘のエマも思っていることをハッキリ言う活発な少女に成長。子役の住田萌乃にかわって女優の優希美青がエマ役で出演する。
さかのぼること1968年。当時、大河ドラマ『竜馬がゆく』に出演していた北大路は、「御縁があって竹鶴政孝様からお声を掛けて下さり、お逢いする機会を得ました」と竹鶴さん本人と面識があったという。「初対面での政孝様の印象は眼光鋭く威厳に満ちたお姿でした。『うん!君の眼が気に入った』と、ぽつり一言、私の緊張は一気に解かれ、政孝様の大きな優しさに包まれました」。
竹鶴さんが築いた北海道工場余市蒸溜所を訪れたこともあり、「そこでウイスキー造りの御苦労、素敵な奥様、リタ様とのこと、良き仲間の皆様のことなどいっぱい話して下さいました。樽に仕込まれた熟成して行くウイスキーの香を体に感じながら暖炉を囲み、ゲストハウスで静かなひと夜を過させていただいた時の事が忘れられません」と懐かしんだ。
『マッサン』の放送が始まり、「たまらなく無性に政孝様、リタ様にお逢いしたくなり、無理を承知で共演を志願した」と北大路。希望がかなって「スタッフの皆様、主演の玉山鉄二さん、シャーロット・ケイトフォックスさんに感謝」していた。
北大路が演じる上杉は作家を名乗る謎の男。どうやら無類のウイスキー好きらしいのだが…。
制作統括の櫻井賢氏は「直々に打診されたのが昨年の秋。北大路さんは『どんな役でもいい、酒屋にいる通りがかりの男でもいい』と。恐縮至極な申し出とその最高のめぐりあわせに驚きました」と話している。
あすからの放送は、1940(昭和15)年、スコットランドから帰国して20年にして、マッサンが目指し理想としてきたウイスキーがようやく完成する。マッサン(玉山鉄二)とエリー(シャーロット)が余市へ来て8年がたち、娘のエマも思っていることをハッキリ言う活発な少女に成長。子役の住田萌乃にかわって女優の優希美青がエマ役で出演する。
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2015/02/08