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宮尾登美子さんの作品に出演 井上真央、檀ふみが哀悼の意

 NHK大河ドラマ『花燃ゆ』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)に出演する女優の井上真央檀ふみが8日、作家・宮尾登美子さんの訃報を受けて哀悼の意を示し、故人への思いを語った。

 宮尾さんの小説をドラマ化した『藏』(1995年・NHK)と『櫂』(99年・NHK-BS)に出演した井上は、「『藏』はとても難しい役でしたが、将来、女優のお仕事を続けたいと思わせてくれた作品です。大人になり、またご一緒出来る機会があればと思っていたので、残念で仕方ありません。心からご冥福をお祈り致します」とコメント。

 ドラマ『藏』で、当時子役として松たか子演じる主人公の幼少期を演じた井上と共演していた檀は「真央ちゃんと出会わせてくれたのは宮尾先生の作品でした。20年ぶりにご一緒できた『花燃ゆ』が始まるという時に宮尾先生の訃報が届くなんて。悲しい、残念です」と肩を落とした。さらに、「宮尾先生から着物をいただいておりまして、その着物にふさわしい場で…と、思っておりましたのに、先生に着ている姿をお見せすることがかなわず、申し訳なく思っております。いつか先生からいただいた着物を着て、晴れ舞台に立てるよう、頑張りたいと思います」と話していた。

 宮尾さんは、大正15(1926)年、高知県高知市に生まれ、30代後半から文筆活動を始め、自らの生い立ちを描いた『櫂』で太宰治賞を受賞したほか、昭和54(1979)年には高知の一絃琴の演奏家をモデルにした『一絃の琴』で直木賞を受賞。『陽暉楼』、『鬼龍院花子の生涯』、『藏』など、たくましく生きる女性たちを描いた作品などを次々に発表し、数多くの作品が映画化・テレビドラマ化された。「宮尾本『平家物語』」は平成17(2005)年のNHK大河ドラマ『義経』、『天璋院篤姫』は平成20(2008)年の同『篤姫』の原作となった。先月30日、老衰のため死去。88歳だった。



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