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健さん主演『幸福の黄色いハンカチ』追悼放送で高視聴率 瞬間最高19.7%

 11月10日に悪性リンパ腫のため亡くなった俳優の高倉健さん(享年83)の主演映画『幸福の黄色いハンカチ』(1977年、山田洋次監督)が28日、日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」(後9:00)で放送され、平均視聴率15.1%(以下ビデオリサーチ調べ、関東地区)、瞬間最高視聴率19.7%を記録したことが1日までにわかった。

高倉健さん (C)ORICON NewS inc.

高倉健さん (C)ORICON NewS inc.

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 同作は、あらゆる世代の観客を集め大ヒットを記録し、『第1回日本アカデミー賞』をはじめ、その年の映画賞を独占した日本映画史に残る不朽の名作。年中失恋ばかりしている欽也(武田鉄矢)は、真っ赤な新車を手に入れ北海道へ旅立つ。道中、同じく傷心の朱美(桃井かおり)と勇作(高倉健さん)という中年と出会い、3人は一緒に旅を続けるが、勇作には秘められた過去があった。刑務所帰りの中年男が失っていた自信と愛を取り戻し再生するまでを、北海道の美しい風景の中に描く。

 同作で銀幕デビューを果たし、健さんと共演した俳優の武田鉄矢(65)は、先月23日放送のフジテレビ系『ワイドナショー』(毎週日曜 前10:00)に出演した際に「健さんにバカなんて言ったの俺だけだよ。これ以上の傑作はできないし、これが最高傑作」と感慨深げに振り返っていた。

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