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“あたり前体操”でブレイクのCOWCOW「子ども向けにネタを作ってもスベるだけ」

 今年でデビュー20周年を迎えたお笑いコンビ・COWCOW。あたりまえ体操で大ブレイクを果たし、今やその人気はインドネシアなど海外にも派生。そんな彼らに、ネタ作りについてのこだわりについて聞いてみた。

■子どもは普通に作ったネタを背伸びして見てくれるもの

――現在発売中の通算7作目となるDVDは、デビュー20周年記念盤という節目の作品を発売されました。改めて作品を観たんですけど、やはりその完成度の高さに驚いたのはもちろん、お客さんにお子さんが多いのも印象的でした。
【善し】そうですね。やっぱり「あたりまえ体操」の影響で家族で見に来てくれるお客さんが増えましたね。 
【多田健二】だから子供料金も設定しました(笑)。やっぱり大人と同じ料金だと可愛そうなので。

――お財布にも優しい(笑)。老若男女、誰が見ても楽しめる構成で、それがCOWCOWの強みだなって改めて感じましたよ。限定しない笑いというか。
【多田】ありがとうございます。子ども料金を設定しているからには、打ち合わせの段階でこのネタはやめようということもあります。
【善し】いわゆる大人の方向けのアダルトネタですね(笑)

――全方位ということを常に考えての構成。誰にでも楽しめるネタって凄く難しいと思うんですよ。
【多田】僕らがネタを作るにあたって、子どもに合わせてネタを作っているワケではないんです。逆に子どもに合わせてネタを向作ってしまうとスベる(笑)。今のお子さんは賢いのでね。普通に作ったネタを背伸びして見てくれるので。

――子どもって親や年上を模倣しますもんね。
【善し】かといって、高度な笑いを提供しているワケではないんですけど(笑)。自分たちがやりたい笑いとすり合わせた形で提供できたらいいねって。ネタは結構大人な感じを入口にしているんですけど、中身は子どもも観れるという。やってることはとんでもない大人の汚い面が出てるんですけど(笑)。だから、もし大人になって観直したら「こんなんなの!?」ってなるかも。

――子ども向けの作品って、よく観ると結構ドロドロしてますよね。
【善し】ですよね。『ガンダム』とかだって凄いドロドロしてるし。

――後世に残る子ども向けの作品って、大人の鑑賞にも耐えられるからこそ残るんですよね。
【多田】確かにそうですよね。作り手側としても、そこは常に念頭に置いて作ってますね。

■予算はないけど全然嫌ではないし、それを逆手に取って楽しんでますよ

――今って、テレビでも舞台でもトーク主体で、限られた予算や制約された表現など、コントをやるにしても難しい時代ですけど、やはりジレンマを感じる時ってあります?
【善し】それは若手の時に結構打ち砕かれたので耐性はあります(笑)。僕らが若手の頃って、今よりはまだセットにお金をかけられた時代だったんですよ。ナイナイさんのライブとか観に行って、巨大な自転車のサドルに2000万とか掛けてるって聞いて(笑)。で、僕らも小劇場でライブをする際に色々提案したら「なに考えとんねん!!」って(笑)。
【多田】結局は制約されるのが普通という結論に至りまして(笑)。
【善し】そうね(笑)。あと、衣裳やセットにお金を掛けてしまうと進行にも支障をきたすので、お金を掛けるのも別の問題が生じるんですよ。
【多田】打ち上げにもお金掛けれんもんね!差し入れのお菓子あげたりとかね(笑)。

――節約節約で(笑)。
【多田】でも、そんなのも全然嫌ではないし、それを逆手に取って楽しんでますよ。
【善し】衣裳とか小道具も使えるものは残しているので、それをリサイクルしてね。
【多田】僕らぐらいじゃないですかね。お互いの家に小道具倉庫があるコンビって(笑)。
【善し】もう中学生も小道具が散乱している家に住んでいるので、凄く話が合うんですよ(笑)。
【多田】大概の物はありますからね。将来は小道具のレンタル屋でもやろうかなって。

――芸人さん御用達の(笑)。
【多田】ちょっと料金高めに設定してね(笑)。



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