Kが俳優初挑戦


 ネスレのチョコレートブランド「キットカット オトナの甘さ」のWEB限定ショートフィルム『ビタースウィート〜オトナの交差点〜』で既婚のミュージシャン役で出演したKが、ORICON STYLEのインタビューに応じた。同作の主題歌「Brand New Day」を担当するのみならず、「秋子篇」で俳優として演技に初挑戦。公私共に新境地を切り開いた彼が、作品にまつわるエピソードから、新たな生活を踏み出した現在の素直な心境まで、赤裸々に語る。

◆演じるというよりは、いつもの自分をそのまま表現しました

――ご結婚おめでとうございます!
【K】 ありがとうございます。この1年の間にいろんなことがありましたね(笑)。

――今作で俳優デビューをされましたが。
【K】 恥ずかしいですね(照笑)。というか、俳優といわれるほどのことでもないですし、何より俳優のみなさんに対して申し訳ない気持ちでいっぱいです。

――月川監督もとても自然体な演技をされていたと絶賛されていましたよ。Kさんは既婚のミュージシャン役ということで、まさにKさんならではの役どころだと思うのですが。
【K】 正直、演じているという感覚はそんなになかったかもしれないです。台詞のやり取りや初めて経験することもたくさんあったのですが、歌っているシーンなど、本当に普段やっていることなので、演じているというよりは、いつもの自分をそのまま表現しました。いい意味で肩の力を抜いて作品に臨むことができましたね。

――Kさんのシャワーシーンが話題を呼んでいますが、普段からシャワーを浴びながら熱唱されているんですか?
【K】 まあ、あそこまで馬鹿みたいに歌わないですけどね(笑)。

――そうなんですね。実際もそうかな〜と勝手にイメージしていました(笑)。
【K】 あんなに大声で歌ったらマンションから苦情がきますよ(笑)。でも、似たような感覚ではやってますし、そこからメロディーが浮かんでくることもあります。

◆何でも言い合える感じじゃなかったら、結婚というゴールにまでいかなかった

――今回の役どころでは、奥さんに内緒で自分の夢の実現に向けて行動し、それが結果、奥さんに疑念を抱かせてしまい、2人はすれ違ってしまいましたが。
【K】 奥さんに心配させないようにあえて何も言わない三郎ちゃん(Kの役どころ)の気持ちもわからないわけではないですが、僕自身は、相手に素直に話しますね。何でも言い合える感じじゃなかったら、結婚というゴールにまでいかなかったと思います。

――何でも言い合える関係性って素敵ですね。さらに今作では、ゲイ疑惑というあらぬほうにいったりと、物語の展開が非常におもしろくて、どんどん引き込まれていきました。
【K】 いろいろ突拍子もないことが起こりつつも、最終的には夫婦の絆を取り戻し、さらに強いものになるという絶妙なストーリーで。個人的には、シリアスなものでなくて本当によかったなと思いましたね。初めての演技でいきなりシリアスなものは無理です。そんな僕を監督が配慮してくださったおかげで、終始、自然体で演じることができたと思います。

――月川監督いわく、最初は主題歌のオファーだけのつもりだったのが、気づいたらKさんをあてがきしてストーリーを描いていかれたそうで。
【K】 そうなんですよ。最初は監督と楽曲の打ち合わせだけをしていたんですけど、途中から「Kさんも演じてみませんか?」と言われ、正直ちゃんと演じたこともないですし、僕が引き受けていいものか、悩んでいたんです。

――でも、悩んだ挙句、監督のオファーを引き受けたきっかけはなんだったんですか?
【K】 撮影現場もレコーディング現場と似ているところが多くて、すごくクリエイティブな感じがしたんです。だから、そんなに違和感を感じることなくスムーズにできるかなって。でも、台本をもらって驚いたのが、いきなりシャワーシーンからですよ(笑)。演技初挑戦で、シャワーシーンからって。しかも、事務所がオッケーを出したわけですからね。あれは、ビビリました(笑)。

――今回演技を経験されたことで、アーティストとしての表現力の幅もより広がるのでは?
【K】 あると思います。あと、楽曲の作り方においても、すごく勉強になりました。ふだん主題歌を制作するときは、ある程度作品ができている段階でオファーを受けて、そこから作り上げていくのですが、今回は作品自体が全くゼロの状態からスタートしました。監督のイメージしている話を聞いて、僕も曲作りをはじめました。

◆新婚生活は……まあ、仲良くやってますよ!

――完全に同時進行だったわけですね。
【K】 第一段の台本が出来上がったときに、やっぱり違うということになって、メロディーも歌詞も変えて。それから撮影の現場で、監督に出来上がったものを聴いてもらいながら、同時進行で一緒に物語を作り上げていくという。主人公の目線をダイレクトに取り入れることができ、いろんな意味で新たな発見ができたし、今後の楽曲制作に間違いなく影響を与えることになると思います。

――だからこそ、主題歌「Brand New Day」が物語に寄り添うように耳にすんなり溶け込んで聴こえてくるんでしょうね。
【K】 本当にここまで深く作品に入って作ったのは今回が初めてですし、この曲は作詞・作曲Kとなってますが、実際は月川監督や出演者の言葉で出来上がっているんじゃないかと思いますね。

――では、改めて「Brand New Day」の聴きどころを教えてください。
【K】 僕自身、当たり前という言葉で見落としているものが、あまりにも多いんじゃないかと思う出来事があって。だからこそ、ぜひこの曲を聴いて、当たり前だと思って日頃おろそかにしていることに目を向けて、当たり前のことの大切さや感謝する気持ち、周りを思いやる心を持って頂けたらと思います。

――Kさん自身、新婚さんですが、この時期にこのような気持ちを抱き、楽曲にできたことも意味があるのではないかと。
【K】 これから長く一緒に過ごしていくうちに、相手の大切さがわかんなっていくのかもしれないですね(笑)。

――むしろここで力強く宣言していただきたかったのですが。
【K】 まあ、仲良くやってますよ(照笑)。というか、実は結婚してからほとんど一緒に過ごしていなくて。僕はツアーでずっと東京を離れていたので、本当にこれからがスタートですね。ファンの方に対してもそうですけど、軍隊という2年間のブランクがすごく大きくて。日本に戻るってなったときに、ずっと僕の歌を待っていてくれたファンの方たちがいて、どんなことがあっても信じて待っていてくれた周りのスタッフや仲間たち、パートナーがいてくれて、本当に感動しました。それを忘れないようにこの先も生きていきたいなと思います。

――本当にここ数年のKさんは、濃密な経験をされていますよね。
【K】 かなり濃いですね。その経験が今後どんな形で楽曲に反映されていくか、プレッシャーもありますが、自分自身楽しみにしています。

(文:星野彩乃)

◆Kのシャワーシーンも!「秋子篇」ショートフィルム

★「キットカット オトナの甘さ」 キャンペーンサイト
http://nestle.jp/brand/kit/otoama2014/




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