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宮崎駿監督、「やれるだけやっていく」アカデミー名誉賞受賞会見で

 米国の映画芸術科学アカデミーから卓越した業績を残した世界の映画人に贈られるアカデミー名誉賞を映画監督の宮崎駿氏(73)が受賞し、米ロサンゼルスで時間8日(日本時間9日)に行われた授賞式後、記者会見を行った。

アカデミー名誉賞を受賞した宮崎駿監督 (C)ORICON NewS inc.

アカデミー名誉賞を受賞した宮崎駿監督 (C)ORICON NewS inc.

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 「もらえないと頭にくる。でももらって幸せになるかって言うとそうでもない」という考えから、「賞は好きではない」という宮崎監督は、自分の受賞よりも同じ賞を受賞したアイルランドの名女優、モーリン・オハラ(94)と会えたことに感激しており、「生きているうちにオハラさんに会えるなんて」と笑顔で喜びを語った。

 今後のアニメとの関わりについて聞かれると「大きなものは無理だけど、小さいものをできる範囲でやっていく」と、東京・三鷹の森ジブリ美術館で上映される短編アニメーションを製作していく考えを明かした。昨年公開された『風立ちぬ』で長編アニメからは引退したが、「94歳のオハラさんにくらべたら、僕なんてまだ小僧。リタイアなんて言葉にせず、やれるだけやっていこう」と、前向きに意欲を見せた。

 今回の受賞について、親交のある『トイ・ストーリー』の監督であり、ディズニー・アニメのチーフ・クリエイティブ・オフィサーのジョン・ラセター氏に「脅されて出席しました」と冗談めかし、「友情に熱い男ですよ」とアニメ界トップ同士の絆の強さを感じさせた。

 なお、「アカデミー名誉賞」を日本人が受賞するのは、『七人の侍』などの作品で知られる黒澤明監督以来、2人目。

 
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