岡田准一主演のNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)はいよいよ大詰め。9日放送の第45回「秀吉の最期」ではタイトル通り、豊臣秀吉の最期が描かれる。天下統一を成し遂げ、さらに淀(茶々)との間に念願の男子・拾(後の秀頼)を授かった秀吉も老いには抗えず、我が子の行く末を案じるのみ。対照的に、一粒種の跡取りの生母となり、権力を強めていくのが二階堂ふみが演じる淀だ。秀吉役の竹中直人がハマリ役なのは周知の事実だが、二階堂も演技力の高さでは負けていない。
第44回「落ちゆく巨星」では、淀のひと言で秀吉は暴君と化し、甥の秀次は切腹に追い込まれ、彼の一族もことごとく成敗された。二階堂は、秀吉の寵愛を受けてつけあがっているようで、足をすくわれないために必死に虚勢を張っているようにも見える複雑な感情が入り混じった絶妙な演技で、波乱の生涯をたくましく生きる女性を体現している。
二階堂は「茶々はぜひ、演じてみたかったキャラクターでした」という。日本史好きの父親から「茶々をやってほしい!」とリクエストされたことがあったといい、「茶々ってどんな女性?」とたずねた二階堂に、父親は「悪女!」と即答したとか。
「興味が湧いて自分でも茶々について調べたりして、自分の気持ちに正直に、真っ直ぐに生きた彼女の生涯にひとりの女性として共感を覚えましたし、守りたいものがある、その思いは誰しも同じだと思ったので、ぜひ演じてみたいと思うようになりました」。
茶々は、時代に翻ろうされながらも強く生き、豊臣家の行く末を変えた宿命の女だ。秀吉によって、父・浅井長政は小谷城で切腹、母・市(織田信長の妹)と義父・柴田勝家は賤ヶ岳の戦いで自害に追いやられるも、茶々は2人の妹とともに秀吉の庇護下で育つ。やがて茶々は秀吉から求愛され、「第2の正室」として秀吉の寵愛を盾に権勢をふるうようになる。秀吉との間に生まれた一人目の男子・鶴松は夭折したが、拾(秀頼)を産み、大きな力を獲得する。
どんなことを考えながら、茶々を演じているのか。二階堂は「茶々は秀吉を翻ろうさせた悪女、小悪魔と思われていますが、私は彼女をそれだけのキャラクターにはしたくないと思いました。彼女は秀吉を翻ろうしようとしたのではなく、秀吉が茶々の魅力に振り回されていくのは自然の成り行きだった。そんな魅力的な茶々を表現できれば、ドラマに説得力を持たせられるのではないか。さらには、これまでの茶々像にとらわれず、もっと言えばそれらを壊していきたい」とアグレッシブな姿勢をのぞかせた。
秀吉の死後、ますます存在感を高め、秀頼を擁して政治にも関与するようになる淀。正室・おね(黒木瞳)との対立も激しくなり、それが関ヶ原の戦いへとつながっていく。
「場面、場面でいろいろな顔が出せたし、それが許されるキャラクターでもあった。楽しく演じさせてもらいました」と手応えを語る二階堂。「史実をベースにしつつ、これまでにない新しい、面白い茶々を演じたい」という二階堂の意気込みは結実しそうだ。
第44回「落ちゆく巨星」では、淀のひと言で秀吉は暴君と化し、甥の秀次は切腹に追い込まれ、彼の一族もことごとく成敗された。二階堂は、秀吉の寵愛を受けてつけあがっているようで、足をすくわれないために必死に虚勢を張っているようにも見える複雑な感情が入り混じった絶妙な演技で、波乱の生涯をたくましく生きる女性を体現している。
「興味が湧いて自分でも茶々について調べたりして、自分の気持ちに正直に、真っ直ぐに生きた彼女の生涯にひとりの女性として共感を覚えましたし、守りたいものがある、その思いは誰しも同じだと思ったので、ぜひ演じてみたいと思うようになりました」。
茶々は、時代に翻ろうされながらも強く生き、豊臣家の行く末を変えた宿命の女だ。秀吉によって、父・浅井長政は小谷城で切腹、母・市(織田信長の妹)と義父・柴田勝家は賤ヶ岳の戦いで自害に追いやられるも、茶々は2人の妹とともに秀吉の庇護下で育つ。やがて茶々は秀吉から求愛され、「第2の正室」として秀吉の寵愛を盾に権勢をふるうようになる。秀吉との間に生まれた一人目の男子・鶴松は夭折したが、拾(秀頼)を産み、大きな力を獲得する。
どんなことを考えながら、茶々を演じているのか。二階堂は「茶々は秀吉を翻ろうさせた悪女、小悪魔と思われていますが、私は彼女をそれだけのキャラクターにはしたくないと思いました。彼女は秀吉を翻ろうしようとしたのではなく、秀吉が茶々の魅力に振り回されていくのは自然の成り行きだった。そんな魅力的な茶々を表現できれば、ドラマに説得力を持たせられるのではないか。さらには、これまでの茶々像にとらわれず、もっと言えばそれらを壊していきたい」とアグレッシブな姿勢をのぞかせた。
秀吉の死後、ますます存在感を高め、秀頼を擁して政治にも関与するようになる淀。正室・おね(黒木瞳)との対立も激しくなり、それが関ヶ原の戦いへとつながっていく。
「場面、場面でいろいろな顔が出せたし、それが許されるキャラクターでもあった。楽しく演じさせてもらいました」と手応えを語る二階堂。「史実をベースにしつつ、これまでにない新しい、面白い茶々を演じたい」という二階堂の意気込みは結実しそうだ。
2014/11/08