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SMAP中居、10年ぶり『ナニワ金融道』「脂が乗ってきた」

 SMAP中居正広が主演するフジテレビ系単発ドラマシリーズ「ナニワ金融道」が、『新ナニワ金融道』(年明け放送予定)として10年ぶりに復活することが6日、明らかになった。中居は「ドラマの中の社長(緒形拳さん)が亡くなられるなど(作品の)実現は難しかったのですが、“いつもと同じ”と思える作品にするよういろいろな問題をクリアし、ついに10年ぶりにドラマができることとなったこと、非常にうれしく思います」と喜びをかみしめた。

SMAP・中居正広主演『ナニワ金融道』が10年ぶりに復活、年明けに『新〜』として放送予定(C)フジテレビ

SMAP・中居正広主演『ナニワ金融道』が10年ぶりに復活、年明けに『新〜』として放送予定(C)フジテレビ

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 1990年から『モーニング』(講談社)で連載された青木雄二氏の同名漫画を、中居主演で1996年2月に初ドラマ化。大阪を舞台に、マチ金(消費者金融)会社「帝国金融」の営業マン・灰原達之(中居)と、借金にまつわる因業深い人間模様を描く。前作パート6(2005年1月3日放送)の後、レギュラー出演していた俳優・緒形拳さんが2008年10月に死去してから初の新作で、シリーズ7作目。今作は女優・蓮佛美沙子演じるヒロイン・孫野手洋子の借金返済のために灰原が奔走する。

 帝国金融の小林薫綿引勝彦らおなじみのメンバーが再結集。緒形さんも写真や回想でドラマに登場する。また、新キャストとして、帝国金融の後輩役に桜庭ななみSexy Zone菊池風磨、ライバル会社社長役にユースケ・サンタマリアの出演も決まった。

 撮影は先月12日から大阪でクランクイン。今回は淡路島でのロケも予定されており、中居は7本のレギュラー番組の収録スケジュールを縫いながら11月末まで撮影が続く。これからクライマックスシーンなど重要なシーンの収録が控え、中居は「今、ようやく脂が乗ってきたかな、という感じです」と自信を深めている。

 後藤博幸プロデューサーは「前作から約10年、この間に世の中の仕組みや債権回収についての法律は大きく変わり、お金を貸す側も借りる側もより厳しいご時世になってきました。ただ、具体的に何がどう変わったのか、世間一般レベルでは意外にも知られていません。だからこそ、リアルな現実を踏まえて描ければ」と“復活”の狙いを語る。全シリーズを手がける君塚良一氏の脚本には、“過払い金”問題など今ならではのネタもふんだんに盛り込まれており、「エンターテインメント性がありながら、かつ生きていく上ですごくためになる作品になると確信しています」と意気込んでいる。

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