俳優の唐沢寿明(51)が第二次世界大戦中に多くのユダヤ難民の命を救い「日本のシンドラー」と呼ばれた外交官・杉原千畝さんの半生を映画化した『杉原千畝 スギハラ チウネ』(2015年秋公開)で主演を務めることがわかった。唐沢は「『正義の人』で、まさに僕がやるべき役じゃないでしょうか(笑)」と冗談めかしつつ、使命感に燃えている。
同作は、ユダヤ難民に日本通過のビザを発給し続けて6000人の命をナチスドイツから救った杉原さんの半生を映画化。混乱の世界情勢下において諜報外交官として危険な諜報戦に身を投じ、日本へ情報を発信し続けた杉原さんの“信念”も描かれている。
撮影はソビエトやナチスドイツなど大国の侵略に翻弄された歴史を持つポーランドにてオールロケを敢行中。唐沢は「戦争を知らない世代にもエンターテインメントを通して、戦争とはどういうものなのか、人種差別とはどういうものなのかをこれからも忘れないように観て頂ければうれしいです」と力を込めている。
千畝を支える天真らんまんな妻は小雪が演じるほか、濱田岳、塚本高史、滝藤賢一、小日向文世ら実力派が脇を固める。さらに、ポーランド本国で人気を誇る俳優陣もキャスティングされ、2011年に『モントリオール国際映画祭』で最優秀男優賞を獲得したボリス・スジックが千畝さんの右腕・ペシュを、『ソハの地下水道』に出演するアグニシュカ・グロコウスカが千畝に密かな思いを寄せる女性イリーナを演じている。
同作は、ユダヤ難民に日本通過のビザを発給し続けて6000人の命をナチスドイツから救った杉原さんの半生を映画化。混乱の世界情勢下において諜報外交官として危険な諜報戦に身を投じ、日本へ情報を発信し続けた杉原さんの“信念”も描かれている。
撮影はソビエトやナチスドイツなど大国の侵略に翻弄された歴史を持つポーランドにてオールロケを敢行中。唐沢は「戦争を知らない世代にもエンターテインメントを通して、戦争とはどういうものなのか、人種差別とはどういうものなのかをこれからも忘れないように観て頂ければうれしいです」と力を込めている。
千畝を支える天真らんまんな妻は小雪が演じるほか、濱田岳、塚本高史、滝藤賢一、小日向文世ら実力派が脇を固める。さらに、ポーランド本国で人気を誇る俳優陣もキャスティングされ、2011年に『モントリオール国際映画祭』で最優秀男優賞を獲得したボリス・スジックが千畝さんの右腕・ペシュを、『ソハの地下水道』に出演するアグニシュカ・グロコウスカが千畝に密かな思いを寄せる女性イリーナを演じている。
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2014/10/30