俳優の三浦貴大と女優の優香が27日、W主演するNHK・BSプレミアムのドラマ『キャロリング〜クリスマスの奇跡〜』（11月4日スタート、毎週火曜　後11：15※全8話）の試写会に出席した。

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　12月23日の最終話放送に向かって、クリスマスまでの日々をカウントダウンしていくように物語が進む同ドラマ。クリスマスの思い出は「あまりない」と笑ってごまかした優香だが、「もみの木にオーナメント飾ったり、皆がウキウキしていていたり、イルミネーションも違って見える冬の空気がとても好き。思い出はないけど、季節は好き」と、サンタ帽をかぶって一足早いクリスマス気分を味わっていた。

　同ドラマは、人気作家・有川浩氏が演劇集団キャラメルボックスのクリスマスツアー用に書いた物語が原作。人生でうまくいかないことがあっても、そこから一歩踏み出そうとしている人々のクリスマスまでの数週間を描く。

　優香と、会社の同僚で元恋人の役で共演する三浦も「クリスマスは好きじゃない。人が多いし、20歳を過ぎてからは毎年、楽しそうにしていいなと思いながら仕事に向かうだけで、あんまりいい思い出がない」と残念なコメント。芸能一家で育った三浦は「家族で特別なことをすることはなかったが、小さい頃は、単純にプレゼントをもらえるのを楽しみにしていた」と思い出を振り返った。

　試写会には原作者の有川氏も出席。映画『図書館戦争』やドラマ『三匹のおっさん』など自身の作品の映像化が相次いでいるが、「演者さん一人ひとりが役と出会って、向き合って、新しいキャラクターが生まれる。せりふだけでなく、彼らの表情、目の動き、声のニュアンスなど、映像ならではの楽しさが見つかる。視聴者の一人として楽しみにしています」と期待を寄せた。