タレントの北村まりこ（22）が17日、都内で行われた初舞台『暴走ジュリエット』の公開けいこを行い、父で弁護士の北村晴男氏（58）が会場に駆けつけた。同作を観劇した晴男氏は、娘・まりこの演技について点数を聞かれると、「99点ということにしました」と高評価。しかし、残りの1点については「素人だからわからないけど」としながらも、「果てしなく遠い1点がある」と苦笑いで語った。

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　父の評価にまりこは、「（演技を）わからない人はなんでも言えるからね」と気に留めない様子で、自己採点は「うーん…30点？　いや40点。まだまだ。本当は40点でも高い」と辛口だった。

　晴男氏は過去にドラマ『慰謝料弁護士〜あなたの涙、お金に変えましょう〜』（日本テレビ系）に出演していたが、娘との“役者共演”は「住む世界が違うので一生懸命応援できる。このままでいい」と断固拒否。まりこは父の演技にも「すごい棒読みだった！」と高笑いで、「しょうがねぇだろ！」と晴男氏は赤面した。

　同作で念願の女優デビューを果たすまりこは、「うれしい。女優業は難しいですが、いまのところ楽しいなって感じ」とにっこり。「緊張しましたが、いまは緊張が抜けて笑いがこらえきれない。共演の女優さんがアドリブされると…」と明かすと、父は「笑ってないで、勉強するんだそれを！」と後頭部を叩き、父親らしく愛のある喝を入れた。

　同舞台は17日から26日まで東京・あうるすぽっとで上演。まりこは同時上演の『迷走クレオパトラ』にも出演する。