元衆院議員でタレントの杉村太蔵（35）が16日、都内で初の著書『バカでも資産1億円 「儲け」をつかむ技術』（小学館）のサイン会を開催。「世界一優れた、世界一わかりやすい株式投資入門書」と自信をみせ、「ひょっとしたら翻訳の可能性があると思う。そのくらい夢は大きいんです」と海外進出も視野に入れた。

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　大学を中退した杉村がどうやって外資系証券会社に就職し、衆院議員になりえたのか、そして投資家としての顔を持つ杉村がどうやって資産1億円を築き上げたのか、を克明に語った同書。

　発売から1週間がたち、「売れ行きは好調。このままだと増刷の勢い」とほくほく顔の杉村は「いままで、さまざまな公約をしてきましたが…」と切り出し、「この本の印税はすべて日本株に注ぎます。私が日本株を支えます！」と街頭演説ばりの大声で宣言した。

　自信たっぷりだが、具体的な目標部数は「ない」といい、「数値目標はおきません。数値目標を置く人生もただただ疲れるだけ。数字はあとでついてくるので、いまはただ、一人でも多くの人に読んでいただきたい」とアピールしていた。