俳優の上川隆也がテレビ朝日系ドラマスペシャル『最後の証人』(今冬放送)に主演することが25日、わかった。法廷を舞台に、上川演じる“ヤメ検弁護士”の佐方貞人が敗戦必至の裁判に挑む法廷サスペンス。佐方と息詰まる攻防戦を展開する公判検事・庄司真生役に松下由樹、佐方の事務所の新人弁護士・小坂千尋役に倉科カナが共演する。
同ドラマは、デビュー作『臨床真理』で第7回(2008年)「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した作家・柚月裕子氏の同名小説(宝島社刊)から始まる弁護士・佐方貞人を主人公に描いた人気シリーズの初映像化。
佐方は、一見、何を考えているのかまったくわからないが、裁判がはじまると周囲の誰もが彼の優秀さに舌を巻く。犯罪の背後にある動機を重視し、“罪をまっとうに裁かせること”をポリシーとする“弁護士らしからぬ弁護士”。「法廷ドラマは舞台的な感覚があって好き」という上川は「まさに“直球”で演じています」と芝居の醍醐味を感じて熱が入る。
初共演の松下とは、「盤面を挟んで一手一手、局面を進めていく“対局相手”という感覚。決していがみあうのではなく、互いの立場を認め合った上で、相対しているというイメージ」で役作りし、「あえてあまり会話を交わさないようにしていました。その距離感が作品によい影響をもたらしてくれれば」と期待を寄せた。
松下はナースやおとり捜査官、弁護士などさまざまな職業のキャラクターを演じてきたが、検事役は初挑戦で、「上司からも期待される優秀な検事という設定なので、彼女に負けないよう私自身も堂々と自信を持って演じようと頑張っています」。倉科も弁護士役初挑戦で「佐方が“静”なら小坂は“動”で、先生の足りないところを補うような、(手塚治虫氏原作の)漫画『BLACK JACK』(ブラック・ジャック)における“ピノコ”のような存在になれるようにと考えています」と、それぞれに意欲的だ。
ほかに石黒賢、紺野まひる、平田満、大杉漣、伊武雅刀らベテラン勢も出演し、物語に深みを加えていく。
原作者の柚月氏は「普段、具体的な俳優さんを思い浮かべて執筆することはしないのですが、上川さんのお名前をうかがったとき、すんなりと上川さん=佐方と思うことができ、自分の中にあった佐方のイメージが鮮明に目の前に現れた思いがしました」と期待を寄せている。
同ドラマは、デビュー作『臨床真理』で第7回(2008年)「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した作家・柚月裕子氏の同名小説(宝島社刊)から始まる弁護士・佐方貞人を主人公に描いた人気シリーズの初映像化。
佐方は、一見、何を考えているのかまったくわからないが、裁判がはじまると周囲の誰もが彼の優秀さに舌を巻く。犯罪の背後にある動機を重視し、“罪をまっとうに裁かせること”をポリシーとする“弁護士らしからぬ弁護士”。「法廷ドラマは舞台的な感覚があって好き」という上川は「まさに“直球”で演じています」と芝居の醍醐味を感じて熱が入る。
初共演の松下とは、「盤面を挟んで一手一手、局面を進めていく“対局相手”という感覚。決していがみあうのではなく、互いの立場を認め合った上で、相対しているというイメージ」で役作りし、「あえてあまり会話を交わさないようにしていました。その距離感が作品によい影響をもたらしてくれれば」と期待を寄せた。
松下はナースやおとり捜査官、弁護士などさまざまな職業のキャラクターを演じてきたが、検事役は初挑戦で、「上司からも期待される優秀な検事という設定なので、彼女に負けないよう私自身も堂々と自信を持って演じようと頑張っています」。倉科も弁護士役初挑戦で「佐方が“静”なら小坂は“動”で、先生の足りないところを補うような、(手塚治虫氏原作の)漫画『BLACK JACK』(ブラック・ジャック)における“ピノコ”のような存在になれるようにと考えています」と、それぞれに意欲的だ。
ほかに石黒賢、紺野まひる、平田満、大杉漣、伊武雅刀らベテラン勢も出演し、物語に深みを加えていく。
原作者の柚月氏は「普段、具体的な俳優さんを思い浮かべて執筆することはしないのですが、上川さんのお名前をうかがったとき、すんなりと上川さん=佐方と思うことができ、自分の中にあった佐方のイメージが鮮明に目の前に現れた思いがしました」と期待を寄せている。
コメントする・見る
2014/09/26