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瀬戸康史、那須の商店街でロケ エキストラの演技力にびっくり

 俳優の瀬戸康史が5日、東京・渋谷のNHKで主演ドラマ『ライド ライド ライド』(9月24日 後10:00〜10:59)の完成試写会に出席した。栃木県那須町、宇都宮市を舞台にした栃木発地域ドラマ。地域密着のプロ自転車ロードレース・チーム「那須ベンガーズ」の経営再建に、期限付きでマネージャーとして派遣される地元信用金庫の職員を演じた瀬戸は、商店街でスポンサー集めをするシーンで「僕のアドリブの演技にも動じずにアドリブで受け答えする地元の方々の演技力にびっくりしました」と振り返り、協力に感謝した。

ドラマ『ライド ライド ライド』の完成試写会に出席した(左から)袴田吉彦、瀬戸康史、臼田あさ美、鶴見辰吾 (C)ORICON NewS inc.

ドラマ『ライド ライド ライド』の完成試写会に出席した(左から)袴田吉彦、瀬戸康史、臼田あさ美、鶴見辰吾 (C)ORICON NewS inc.

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 瀬戸が演じる平井守は、ある仕事での失敗を引きずり、本当の自分が出せなくなってしまった役どころ。「僕も17歳で上京して、社交的で活発な自分を閉じ込めて引きこもったことがあったので、そんな自分と守がダブりました。自分の中で葛藤しながらもたくさんの人たちと出会い成長していく姿を描いていけたらと思い撮影に臨みました」と思い入れたっぷりに語った。

 栃木といえば宇都宮の餃子が有名だが、宇都宮ブリッツェンと那須ブラーゼンというプロチームが2つもあるほど、自転車ロードレースも盛ん。また、福島県に隣接している栃木県の北部地域では福島第一原発事故によるさまざまな問題が依然として影を落としていることなども、物語に散りばめられている。

 今回の撮影で地元の人たちの前向きな姿に触れた瀬戸は「勇気をもらいました。ドラマを通して、那須の素晴らしさ、自転車レースの面白さを知ってもらえたらいいなと思います」と話していた。

 会見にほかに自転車ロードレースに人生のすべてをかけるベテラン選手・遠山役に袴田吉彦、守の恋人・美弥子役の臼田あさ美、那須ベンガーズの監督・小山田役の鶴見辰吾も出席。袴田は「41歳にもなってこんなに身体を張ることになるとは。上り坂で必死になっているところを観て欲しい」、宇都宮市出身の臼田は「親戚孝行ができた」、ロードバイク好きで有名な鶴見は「ロードレース大会のシーンにレーサーとしてエキストラ出演していますので、ぜひ見つけてほしい」などと、それぞれアピールしていた。

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  • ドラマ『ライド ライド ライド』の完成試写会に出席した(左から)袴田吉彦、瀬戸康史、臼田あさ美、鶴見辰吾 (C)ORICON NewS inc.
  • 主演の瀬戸康史 (C)ORICON NewS inc.

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