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東出昌大、山田太一作品初参加 「言葉の裏や行間にメッセージがある」

 父と子をテーマに、10人の脚本家と10組の俳優を掛けあわせた1話完結全10話のTBS系ドラマ『日曜劇場 おやじの背中』(毎週日曜 後9:00)。24日放送の第7話「よろしくな。息子」は、『ふぞろいの林檎たち』シリーズの山田太一氏が書き下ろした力作で、渡辺謙東出昌大が初共演する。

8月24日放送、TBS系ドラマ『おやじの背中』第7話に出演する東出昌大(C)TBS

8月24日放送、TBS系ドラマ『おやじの背中』第7話に出演する東出昌大(C)TBS

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 山田作品初参加の東出は「山田太一先生の本ということで、台本を受け取る前から楽しみにしていた」という。いざ、手にした今回の台本は「説明せりふがあまりなくて日常会話のように読めましたが、こんなに一つのシーンが長いのは今まで経験したことがありません」と新鮮だった。

 主な登場人物は、靴作りに一生をささげた男・高村浩司(渡辺)、高村の見合い相手・戸川泰子(余貴美子)、その息子・祐介(東出)、コンビニ強盗の中年の女・桂(柴田理恵)。そうそうたるメンバーに囲まれて、東出は「大先輩方に胸を借りるつもりで、こんな現場あっていいのかなっていうくらい、のびのびとやらせていただいています」と喜びを語る。

 物語は、見合いした末に断られた女性のことが諦めきれない高村が、せめて彼女の息子を一目見てみたいとアルバイト先のコンビニにやって来る。ちょうどその時、強盗が現れ、事態は思わぬ方向へ。それが縁で高村は自分のことを祐介に話し始める。

 東出は「やってみて面白いですし達成感もあります。言葉の裏や行間にメッセージがあるので、やっていて難しい一方、楽しいし、そこがこのドラマの魅力でもあると思います」と話している。

関連写真

  • 8月24日放送、TBS系ドラマ『おやじの背中』第7話に出演する東出昌大(C)TBS
  • 母の見合い相手・高村から思いがけない提案を受ける(C)TBS
  • 8月24日放送、TBS系ドラマ『おやじの背中』第7話より 祐介(左・東出昌大)がアルバイトをしているコンビニに深夜、強盗(右・柴田理恵)が現れる。その場に居合わせた男(中央・渡辺謙)は…(C)TBS
  • 8月24日放送、TBS系ドラマ『おやじの背中』第7話より しばらくして、祐介(東出昌大・左)は浩司(渡辺謙・右)に呼び出される(C)TBS

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